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大切な予算 2020.07.14

家づくりと同時に考えるべきお金のこと

 

おはようございます。

「シンプルノート 鳥取スタジオ」です。

 

突然ですが、みなさんは記入欄がいっぱいになって使用済みとなった個人の通帳、どのくらいとっておかれますか(^-^;?新しい通帳ができたらすぐ捨てる?

キャッシュレスでの支払いが多いため、中々昔に比べたら見ることも少なくなってきたかもしれませんね。

今回は(通帳も少しは関係する?)家づくりをする上で切り離せないこの“お金”について。

また、今回は今までとは少し違った角度からの内容です。

ぜひこういった内容もご夫婦で共有して頂き、参考にしてくださると嬉しいです。

 

もしもの時や、将来のことを考えて、

お金を貯めていくためは、

ご夫婦それぞれの持ち場の能力を高めることによって

収入を増やすことはもちろん、

無駄な支出を抑えることと併せて

支出するものに優先順位をつけることが大切です。

 

しっかりと貯蓄していくためには、

その方法をどれにし、どのくらいの期間するのか

自分自身で選択することが大切です。

 

多くの方が、貯蓄と言えば、

まずは、“銀行”が頭に浮かぶのではないでしょうか?

しかし、貯蓄の王道だと考えられている

この選択は、本当に正しい選択なのでしょうか?

 

銀行でお金は増えるのか??

 

銀行にお金を預けておけば時間外にお金を引き出さない限り、

お金が減ることはありません。

それゆえ、単なる貯蓄先として考えれば決して間違った選択肢ではありません。

 

しかし、銀行にお金を預けていても、

お金は全く増えないのが現実…

普通預金金利は、わずか0.001%だし、

定期預金金利でも、わずか0.01%しかないからです。

つまり100万円を1年間定期預金に預けても100円(税引前)しか利息がつかないというわけです。

 

それゆえ、貯蓄に回せる資金を

安全とは言え、全て銀行に預けておくというのは、

あまり賢明な選択肢ではないと言えます。

 

貯蓄型の生命保険はどうなのか?

 

そして、もう1つ、

多くの方が貯蓄性に期待してお金を預けているのが、

貯蓄性の生命保険ではないでしょうか?

 

保険は中長期の期間(~10年間)で見れば、

保険会社からの提案通り、貯まるだけじゃなくお金は増えます。

 

しかし、満期保険金や契約返戻金には、

税金がかかるため、

満額受け取ることが出来るわけではない、

ということも理解しておかないといけません。

(通常20.315%の税金がかかります)

 

つまり、満期や解約時など受取時に貯蓄分は

どのくらいになるのかをよく理解した上で

加入することが大切だということですね。

 

銀行や保険とは違う金融商品

 

さきほど説明した2つの方法からも分かることは

お金を貯めながら増やすためには、

ただ単に増えるかどうかだけじゃなく、

税制面のことも考えながら加入する必要があるということです。

ではあなたはそういった商品があることをご存知ですか?

 

実はあるのです。

その商品は、一旦加入すると、

60歳までお金を下ろすことが出来ない年金型なのですが、

預けたお金を受け取る時、ほぼ税金がかかりません。

(退職所得控除や公的年金控除の対象のため)

 

その商品は、預けたお金をどのように運用するかを

自分自身で決めることが出来るし、途中で運用方法を変更することも出来るのですが、

運用によって増えたお金にも一切税金がかかりません。

(先ほどの通常の税率20.315%がかかりません)

 

そして、その商品の素晴らしいところは、

毎月23,000円を上限として加入出来るのですが、

掛けたお金は、全額所得控除の対象となります。

(公務員さんは12,000円が上限です)

 

仮に、あなたとあなたの奥さんが共働きで、2人とも23,000円ずつ掛けたとし(年間で552,000円の貯蓄となります)2人とも所得税も住民税も10%ずつだとしたら、

2人で年間約11万円も税金が安くなるということになります。

 

つまり、貯蓄と節税とを合わせると、合計約66万円の貯金が出来ていっているというわけですね。

 

これはご自身の考え方にもよりますが、

もしかしたら解約しても問題がなさそうな生命保険を解約し、

新たにこの商品には加入した方がメリットになるかもしれません。

また、将来の生活も見越し、

今考えている家づくりの予算を削ってでも、その商品には加入するのも良いのかもしれません。

奥さんも働いているなら、もちろん2人そろって加入できますし。

 

これから先豊かに生き抜いていくためにも、

家づくりの際は住宅ローンだけをみるだけではなく、

こういった保険をはじめとした様々な金融商品を、

積極的に有効活用し、資金のコントロールも一緒に

考え、進めていく必要性を感じていただければと思います。

 

それでは、、、