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間取り 2020.10.30

防犯と家事動線が自然と良くなる間取り

 

こんにちは。

「シンプルノート 鳥取スタジオ」です。

近所の公園にはどんぐりがたくさん落ちていて、幼稚園や保育園の子どもたちが園外保育で秋を見つけによく来てくれます。

秋晴れの天気も少し続き、良い季節になってきましたね。この写真の空もとても綺麗な青い空ですよね!(^^)!

さて、こちらのお家は1つ前のブログでご紹介したお家と同じお宅なのですが、実はほかにも工夫も隠されているお家なので紹介していきますね。

まず、こちらお家は正面に窓が全くないお家です。

このように、あえて正面に窓をつくらなければ、家の間取りが分からなくなり、防犯性が高くなります。

 

また、窓だけじゃなく、換気扇の外部カバーやエアコンの配管や室外機、給湯器の本体や室外機などもすべて家の正面に出ないようにしています。

 

こうすることによって、“家の外観がより美しくなる”とともに、垂れジミなど、汚れの原因となるものがなくなれば“家を美しく保ち続けやすくなる”からです。

 

そして、家が汚れにくくなれば、外部のメンテナンス周期も多少は長くなりランニングコストとなるメンテナンスコストも多少なりとも抑えることが出来ます。

 

このように弊社では、家の景観を美しく保つことも意識しながら家づくりをしているのですが、その観点から考えると、洗濯物を周囲から見えないようにするという工夫も重要なポイントとなってきます。

 

洗濯物が丸見えになると、生活感丸出しになってしまい、、せっかくの景観が台無しになってしまう‥

なんとなく想像して頂けるかと思います…(^-^;

 

また、実は洗濯物はその家族のことがよく分かるものでもあるので、実は防犯的にもやや問題あり、、なんですよね。

 

 

防犯性が高くなれば家事も楽になる!?

 

こちらのお家は、外から見えない場所に洗濯物が干せるようになっています。

その理由の1つが先ほどの防犯面への配慮です。

 

そして、もう1つの理由が、家事動線の短縮です。

ご覧のように、こちらのお家はキッチン近く(正面左側)に洗濯機が置かれている脱衣室をつくっているのですが、さらに、その脱衣室は“中庭”に面しています。

つまり!(^^)!脱衣室からわずか2〜3歩で洗濯物を干すことが出来ます。

 

しかも、“中庭”なので、その全部の窓は周囲から一切見えないので、カーテンを設置する必要もなければ、常時、窓を開けっぱなしにしておくことが出来ます。

その結果、風の通りも良くなるため、干してある洗濯物もよく乾かせてくれます。

 

さらに周囲から見えないということは、化粧をしてなくても、またパジャマ姿であっても、ご近所さんなど人の目を一切気にすることなく、洗濯物を干すことが出来るということです。

もちろん夜の間もずっと洗濯物を干しっぱなしにしておくことも出来ますし、風で洗濯物が飛ばされる心配もありません。

夜干しておくと、朝の家事が1つ減り、とても楽ですよね。

 

そして、乾いた洗濯物を取り込む作業もとても楽チンになってきます。

イメージとしてはアパートのように、リビングから手を伸ばして洗濯物を室内に取り込めるという感じです。

子どもたちもお手伝いしやすいですよね。急に天気が悪くなった時でも「ちょっと取り込んどいて~」って気軽に頼めますよね(^^♪

 

 

洗濯は毎日の作業。

しかも、子どもの年齢とともに分量が増してくるため、その一連の作業にとられる家事時間もよりいっそう増えていくことになります。

 

そのためにも、これからの暮らしに少しでもゆとりをつくる工夫が必要です。その工夫もですし、美しい家を建てるためにも、ぜひ、こういった防犯に配慮でき、家事も楽チンにしてくれる家づくりをしていただければと思います。

 

それでは、、、