将来のために減らすべき2つの固定経費
こんにちは。
「シンプルノート 鳥取スタジオ」です。
家を建てても、お金の不安なくずっと暮らし続けていただくためには、家づくりをキッカケにコツコツとお金を増やしていくことが大切です。
そのためには、家づくりの費用だけに目を向けすぎることを避けなければなりませんし、充分に将来の資産計画を夫婦で考えておくべきですよね。
その中でお金を増やしていくために私が一番オススメしているものがあります。それは、個人型確定拠出年金iDeCoというものなのですか、皆さんご存じでしょうか?
このiDeCoは毎月掛け金をしていき、将来の貯蓄をするものなのですが、この掛け金を夫婦そろって上限の23,000円ずつ計46,000円毎月掛けていただくとしたら、そのために見直すべきものは…やはり固定費だと思います。
まず、見直していただきたい固定費が、『生命保険料』です。
というのも、家を建てる時には、必ず“団体信用生命保険”という掛け捨ての生命保険に加入することになるからです。
この団体信用生命保険というのは、もしものことがあった場合、住宅ローンはこの保険によって銀行へ全額返済されることになるというわけです。
となると、もしものため時に、必要以上に備える必要がないとも言えるのではないでしょうか。
ご主人の収入は丸ごとなくなりますが、最も負担となる住宅ローンの返済はなくなり、個人に掛かっていた費用が不要になります。
また、条件を満たせば、遺族年金が国から支給されますし、これに加えて、あなたが継続して働き続けていれば、その部分は安定して収入源となるため、今後の暮らしで困ることはあまりないのかもしれないのです。
また、子供たちが大学に行くなど、大きなお金が必要になる場合は、極端ではありますが、その家を売却すれば、この資金も充分捻出出来るかもしれませんよね。
すこし、極端な内容かもしれませんが、家庭をもつにあたってこのご時世ですし、今後の様々な状況を事前に想定しておくことも大切ではないでしょうか。
そして、次にも見直していただきたい固定費が、『家づくりにかける費用』です。
例えば、iDeCoに掛けるお金が毎月23,000円足りなかったと仮定し、保険を10,000円減らすことが出来たとしたら、家づくりの費用を削ることによって、毎月のローン返済額を13,000円減らせないか?
ということを考えていただきたいということです。
そして、毎月の返済額を13,000円減らすためには、35年返済で考えるとしたら、450万円ほど家づくりに掛ける予算を減らす必要があります。
✔︎家づくりの予算の圧縮方法
この場合、家だけで予算を縮めようとするのではなく、土地や外構工事といった費用にも目を向けることで、バランス良く予算を縮めていくようにします。
土地で200万円予算圧縮、家で200万円予算圧縮、外構工事で50万円予算圧縮という風に、です。
そして、それを実現するためには、土地に関しても、また家に関しても、そうすることが出来る現実的な方法を知っていただく必要があります。
土地に関して言えば、土地の日当たりにこだわり過ぎないことと、自分が買うべき土地の広さを知ること、です。
家に関して言えば、自分たちにとって適切な家の大きさを知ることと、予算が上がる要素だけじゃなく、予算を下げることが出来る要素も知ることです。
こういったことを知った上で、土地探し、家の設計を行っていけば、大きくなにかに妥協することもなく、450万円もの予算を圧縮することは可能です。
あるいは、もしかしたらそれ以上の予算圧縮も可能かもしれません。
以上の2つの固定費については、様々なことを想定しながら、当たり前だと思っていることや固定概念を一度拭うことも私たちには大切です。
そして、この固定費部分を削減し、コツコツと合理的なお金の増やし方へと移行して頂くことで、家を建て、保有しつつも、お金に不安のない状態で、暮らし続けていただきたいと思います。
それでは、、、!(^^)!