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住宅ローンのこと 2021.08.19

住宅ローンでなにより大切なコト

 

こんにちは。

「シンプルノート 鳥取スタジオ」です。

あっという間に8月も半分が過ぎ、夏も終盤ですね。

家を計画すると同時に考えなければならないことに住宅ローンがありますよね。今回はこの住宅ロ―ンの考え方や大切なコトをお伝えしていきます。

 

住宅ローンを利用する時、出来るだけ車や奨学金などのローンがない方がいいと聞いたことがあるかもしれませんが、その理由はローン審査に関係するからです。

ただ、そういったローンが残っているから住宅ローンを借りることが出来ない…というわけではありません。

 

とはいえ、このような状況の場合は銀行が思っているだけの額を貸してくれない可能性も高くなります。

 

本当は3000万円借りたいのに、ローンが残っているせいで2500万円しか借りられないということです。

 

それゆえ、家を建てる時には、なるべくローンがない状態にしておくコトをオススメしています。

 

もちろん、これはあくまで理想論であり、現代社会の中で全くローンがない方なんて皆無に等しい状態ですよね。

 

例えば、あなたもスマートフォンをお持ちだと思いますが、この機種代も2年〜4年といった期間で分割払いしています。

 

また、クレジットカードを使えば、後払いとなるため、これもれっきとしたローンとなります。

 

 

ローンがあることよりもその返済状況が大切

 

そして、銀行が重視するところは、ローンがあるかないかということよりも、そのローンを遅れることなく、また忘れることなく、毎月キッチリ返済出来ているかどうかというところです。

 

つまり、あなたが誠実であるかどうかを、本審査の前の事前審査でチェックしているというわけですね。

 

そして、その結果、遅れが連続して続いている、あるいは督促が届いているにもかかわらずずっと払っていない、踏み倒しているなどといった状態だとローンの審査に大きく響いてしまいます。

 

ですから、家を建てたいとお考えであれば、車や奨学金といったローンの返済はもちろん、クレジットカードや携帯電話などの支払いも遅れたり、忘れたりしないようにいつも気を付けておいた方がいいというわけです。

 

 

住宅ローンで気をつけること

 

こまでお伝えしたように、他にローンがあるからといって住宅ローンが借りられなくなることはないのですが、住宅ローンで気を付けるべきことが“借り過ぎてしまう”ということです。

 

例えば、あなたの年収が400万で、奥さんの年収が300万円あったとしたら2人の収入を合算すれば、民間の銀行で3500万円〜4200万円、フラット35なら7000万円近くまで借りることが出来ます。

 

そして、多くの方が、その枠をいっぱいまで使おうとしてしまいます。

理想の家に向けてもっと良くしようと思えば思うほど、当たりまえですが、それに比例して予算は増えてきますからね。

 

しかし、冷静に考えてみてください。

奥さんの収入は安定してずっと同じだけあり続けるのでしょうか?

あるいは、あなたの収入もずっと右肩上がりと言えるでしょうか?

 

仮に奥さんが働けない状況になってしまったら?

あなたが会社を辞めなければいけない状況になり給料が下がってしまったら?

会社の業績が悪くなりボーナスがなくなってしまったら?

 

この先の見えないコロナ禍でこの危機に直面している方、もしくは直面しそうになっている方がおられることは、ニュースでも聞きます。

 

そうなると、たちどころに生活が苦しくなることはないにしてもお金に不安を抱えながら暮らし続けないといけないのは、想像以上にしんどいことですよね。

 

なので、たとえ同じような時期に年の近い友人や周りの人たちがそうしているからといって、あなたも同じようにして大丈夫だと思わないということも大切だと思っています。

 

住宅ローンで大切なことは、いくら借りられるかではなく「自分にとって無理のない予算と返済額」を間違えないことなのでこれをご夫婦・ご家族で話し合って、正しい予算の設定をして頂きたいと思います。

 

極端な言い方ですが、“家が幸せを壊してしまう”になっては本末転倒です…

 

それでは、、、!(^^)!