こんにちは。

「シンプルノート　鳥取スタジオ」です。

“金融庁の『老後2000万円問題』が大きな話題を集めましたが、2019年8月に公表された『年金の健康診断』の結果も看護出来ないものになりました。

これは5年に1度のサイクルで厚生労働省が公表している年金の財政調査です。

この結果によると、最悪のシナリオでは2052年度に国民年金の積立金が枯渇すると考えられています。

最良のシナリオでも、サラリーマンがもらえる年金は、現役時代の50％程度にもなるもようです。

現在の若い世代は、親世代のような老後を送れない可能性も出て来ています。終身雇用制度は崩壊しつつあり、非正規雇用で働く人も少なくありません。

『退職金がもらえない』『定年までに充分な老後資金が貯められない』ことに加え、『年金も充分にもらえない』おそれが出ているのです。”

これは、とある経済誌に掲載されていた記事なのですが、この記事にも書かれているように、将来は安定した生活というものが保障されていないため、私たちは例外なく誰もが若いうちから老後に備えていく必要があります。

 

そして、資産形成のためには、今のうちからコツコツと積み上げていくことが

なにより大切なことになります。

思いたった時が始め時とも言います。ぜひ自分ごととして考えてみてくださいね。

 

宝くじにでも当たればいいのですが…。そんなことがない限り、いきなり大金を手に入れることは不可能な時代ですからね。

 

そのためには、毎月の給与から、出来る範囲を積み立てていくようにしなければいけないのですが、まずはその費用を捻出なければいけないし、それと同時にそのお金をどのように運用していくかを考えなければいけません。

✔︎住宅ローンを負担にしない

資産形成の原資をつくるためには、住宅ローンの返済額を無理に増やさないようにすべきです。

30年や35年というとんでもなく長い期間ずっとその負担が固定されてしまうからです。ローンを組む年齢にもよりますが、おおよその方がリタイア前後の時期になるのではないかと思います。

 

そして、そのためには、家づくりをする時には出来るだけ自己資金を投入するか？

あるいは、自己資金がない場合は、家づくりの予算を抑える工夫をすることによって住宅ローンに負荷を与えないようにしなければいけません。

 

土地や家にかかる費用、また庭にかかる費用を抑える工夫やもしかしたらこれら3つ全ての費用をそれぞれ抑える工夫をすべきです。

 

と言うのも、子供たちの成長とともに、必然的に出費は増えていくわけです。（食費、こずかい、電気代、携帯代、塾代などなど）

また、今後は社会保険の負担も上がっていくのは間違いないため、よほど給料が上がらない限りは出費の増加に逆行して手取り金額は減っていく可能性が高いということが、私たちが知っておくべき現実です。

 

それゆえ、今の状況だけを考えて大丈夫そうだからと、資金計画の際に、大盤振る舞いにはならないよう細心の注意を払う必要がありますよね。

 

✔︎積立方法も勉強することが大切

 

このように、家づくりを分岐点として、まずは資産形成のための積立金を捻出していただきたいのですが、とはいえ、自分たちの親の世代の頃のようにその積立金をただ単に銀行に預けていてもお金が増えないことも事実です。

 

それゆえ、数万円という金額を毎月コツコツと積み立てていく別の手段を知ることもとても大切なことです。

 

その手段としては、投資信託と株式の2つがあるのですが、多くの方がこの2つに関しては“リスク”を過大に考えてしまい、踏み出せないでいるのではないでしょうか？

 

しかし、“iDeCo”や“つみたてNISA”といった税制優遇がある制度をうまく利用しつつ、ドルコスト平均法をつかって毎月定額の積立をしていけば、リスクを緩和しつつ、効率的にお金を増やしていくことが出来ます。

長期的にじっくり資産形成をされたい方にはオススメです。

インターネットなどでも調べることが出来ますし、こういった運用商品については今までのブログでも紹介しています。今後も紹介予定です。

ぜひ興味をもって見てもらえると嬉しいです。

難しそうだからと避けてしまうと、もったいないですからね。

 

家づくりをする時は、ただ単に家を建てるということだけじゃなく、大切なお金のことも同時にしっかりと計画をすべき分岐点だと思って、今だけじゃなく先のことまで見据えた資金計画と、またその計画の範囲内で出来る家づくりをしてください。そのためには、少し難しいことも必要かもしれませんが、自分のため、家族のためになりますからね。

 

それでは、、、