BLOG

大切な予算 2021.10.20

コストをかけるところとかけないところ

 

こんにちは。

「シンプルノート 鳥取スタジオ」です。

資金計画の結果、家にかけられる予算が2000万円以下となった場合、「平屋」を建てることをオススメします。

2000万円以下の予算では、平屋、2階建て、どちらを建てるにしても、お屋敷の様な大きな家を建てる事は、中々難しいのが事実です。

それであれば、維持費もかかりにくい、平屋の方を個人的にはおススメします。

その理由として、平屋は土地に占める家の割合が2階建てよりも多いため、外構工事の費用も抑えられるというメリットもあります。

さらに、平屋を建てるからといってそのために広い土地を買う必要も実はありません。と言うことは、土地の予算も高くなることはありませんよね。

 

そして、広さとしては2階建て同様に、50坪〜60坪もあれば充分なのです。

とは言え、この広さの土地で平屋を建てるためには、光やプライバシーを確保するための工夫をしなければいけません。

 

近隣に家が建ち並ぶ密集地の場合、隣との距離が近いため、近隣の建物に光を遮断されやすく、家の中が暗くなってしまいやすいです。プライバシーが筒抜けになってしまうということも言えます。

 

平屋のコストをかけるべきところ

 

これは、平屋以外でも言えることですが、家を明るく保つためには、家の中に安定的に光を届けてやらないといけません。

そして、そのためには、カーテンをなくさないといけません。

 

また、直射日光を入れたい場所は、カーテンをなくすことに加え、近隣の建物から充分な距離をとらなくてはいけません。

 

この2点が、どんな場所でも平屋を建てる場合には必要なことなのですが、この2点が実現出来れば、同時にプライバシーの確保も出来るものの、その分どうしてもコストはかかってしまいます。

 

とはいえ、このコストは、住みやすさの確保のためには絶対に必要なコストではないかと思います。長く住む家ですので、ハード面でも満足できる家であることが重要ですよね。

そのため、このコストを省くことはあまりおススメしません。

ただ、これだけを理由に、家の予算が上がってしまわないようにしてもらいたいと思います。

つまり、別のところでコストの調整をしていくと言うことです。

 

平屋であることのメリットを活かす

 

では、どのようにしてコストを省いていけばいいのでしょうか?

 

その答えは、2階建てではなく、平屋であることの中に隠されています。

“全てがワンフロアである”ということがポイントです。

 

例えば、一般的な2階建ての場合、1階にリビングダイニングキッチンしかないと不便なため、客間や子供のプレイルームを兼ねた部屋をつくることが多いのですが、平屋になると、これがいらなくなります。

 

子供部屋が1階にあれば、子供部屋を客間と兼ねて使いやすいからです。

家に泊まるのはほぼ親御さんだけだと思いますし、それも子供が小さいうちだけではないかとも思います。

そして、子供たちが小さいうちは一緒に寝ていることが多いため、その部屋が空いているという状況が大半ですよね。

 

仮に、これだけで150万円〜200万円ほどコストを圧縮出来るとしたらいかがでしょう?

 

このような要素を幾つかピックアップし、その中で、いる・いらない、を判断することでコストの調整を行っていけば、決して平屋が高くなることはありません。

 

例えばですが、“2000万円以下で家を建てなければいけない”という方は、ぜひ今回のような記事を参考にしていただき、家づくりをして頂きたいと思っています。

ご質問もお待ちしています!

それでは、、、!(^^)!