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土地 2021.10.30

土地探しのルールとその理由

 

土地探しのご依頼さえいただければ、うちも土地探しをするのですが、その際は、いちいち土地ごとに不動産屋さんに問い合わせをして資料を送ってもらうのではなく、いつも同じ不動産屋さんにエリアと価格だけお伝えして、まとめて資料を送ってもらうようにしています。

そして、送ってもらった土地を全て自分たちで見に行き、物件を選定した上で、ご提案させていただいています。

不動産屋さんにいつも厳しい予算で土地探しをお願いするので、時々、予算にゆとりがあったりすると、「えっ!?」ってびっくりされてしまいます。

こんにちは。

「シンプルノート 鳥取スタジ」です。

では、始めに述べた「いつも同じ不動産屋さんの相談している」理由について今回はお伝えしていきますね。

 

なぜいつも同じ不動産屋さんにお願いしているのかと言うと、うちからの依頼は他の建築会社さんや個人からの依頼に比べてかなり儲けが少ないからです。

 

それは、不動産屋さんの儲けは、土地の価格に依存します。

土地の価格にパーセンテージを乗じて計算するかたちです。

平然と相場の半値ぐらいで探して欲しいとお願いされたら、不動産屋さん的には全くおいしくない話ですよね。

 

なぜなら、土地の価格に関係なく、かかる手間と労力は同じですからね。

その上、散々あちこち動かされた結果、他の不動産屋さんで決めました、と言われたら、もうその不動産屋さんとしては、やってられないですよしね…

そのため、少なくとも毎回、絶対にその方に手数料が入るように一つの不動産屋さんに決めて依頼しているというわけです。

 

でも、実は、これが結果的に家を建てるお施主さんに良いこととして跳ね返ってくることもあります。

例えば、掘り出し物情報を優先的に回してもらえるという形です。

自分自身ではやりにくい価格交渉も、積極的にやってもらえますよね。

絶対ルールは予算が分かってから

 

では続いて、探し方のルールについてお伝えしていきますね。

ここかの方は実践的に役立つ情報になりますので、ぜひ読んでくださいね。

まず、土地を探す時、絶対にやってはいけないことが自分だけで勝手に予算を決めて探し始めるということです。

これはホント最悪と言っても過言ではありません。

 

これをやってしまうと、経験上、99.9999%高い土地を買ってしまい、大幅に予算オーバーすることになります。

そして、それが後々あなたの家計を苦しめ続けます。

 

例えば、あなたが住みたいエリアの土地相場が1000万円だとします。

そして、あなたが払えるローンの上限額が毎月8万円で、自己資金がゼロだとします。

 

この場合、家にどれくらい予算を使うことが出来るかお分かりになりますか?

 

この場合、土地や諸経費などを全て差し引いていくと、1400万円ぐらいになるのですが、あなたが希望する家がその予算では全く話にならないとしたら、

これは非常に厳しい現実…ということが分かりますよね。

 

それゆえ、この場合は1000万円ではなく、もっともっと低い予算で土地を探すようにしないといけないということが分かります。

 

そして、その事実を知るためにしなければいけないのが、“土地の予算決め”が大切というわけです。

 

どんな家を建てたいかも明確にする

 

そして、もう1つ決めておかないといけないことが、どんな家にしたいのかということです。

 

この理由は2つです。

1つは、自分が建てたいと思っている家に、一体どれくらい予算がかかるのかをあらかじめ知っておいた方が、より具体的に土地予算が出せるからです。

そして、もう1つの理由が、建てたいと思っている家に合わせて土地を探すことが出来るからです。

 

だから、この部分の話も予算を決める資金計画の時に一緒にしておくと、なおのことあなたにピッタリの土地選びが出来るようになるというわけですね。

 

どうでしょうか?

これが、弊社も土地を探す時にいつもやっていることです。

 

いくらでもお金をかけてもいいと思っている方は、こんなことは一切気にせず探してもらってもいいのですが、仮にあなたが、少しでもお金に不安を感じているとしたら、ぜひぜひ、この流れを参考にしていただきたいと思います。

 

本当にこれは、とても大事な話です。

皆さまに届きますように。

 

それでは、、、!(^^)!