一家に一台という選択肢
少し前までは、木々も赤く紅葉していたと思っていたのに、今ではすっかり冬景色に変わりましたね。
こんにちは。
「シンプルノート 鳥取スタジオ」です。
現在1人1台車を所有するのが当たり前ですが、車を持ち続けていくためには、一体どれくらい維持費がかかるのか、計算したこと、ありますか?
仮に、車1台あたりの平均金額が300万円(借入購入)で、7年ごとに車を買い替えると仮定して、計算してみますね。
この場合、毎月の車両分割代金は、約35,700円となります。
(ここでは、無金利で計算していくのでローンで買うのであればこれに金利が加わります)
そして、車を維持していくためには、この他、ガソリン代、保険代、車検代、イヤやバッテリー交換といったメンテ代、自動車税、などがかかりますよね。
ガソリン代:毎月10,000円、保険代:年間50,000円、車検代:2年ごとに100,000円、自動車税:年間34,500円、メンテ積立代:毎月3,000円(仮)
として試算してみると、車両代とは別に毎月約24,200円がかかることになります。結構な金額ではないでしょうか。
つまり、車を1台所有するには、ざっと合計して毎月約60,000円かかるというわけです。
✔︎車は、1家に1台という選択肢
仮に、あなたが住みたい地域が、交通の便が悪い場所だとしたら、1人1台車を所有せざるを得ませんが、勤務先まで公共機関か自転車で通えそうな場所に暮らそうとお考えなのであれば、1家に1台車を持つという選択肢もあってもいいのではないでしょうか?
(中々、ここ(鳥取)では難しい話かもしれませんが、夫婦で共有というかたちも勤務先と自宅とが近ければ参考になりますよね。)
その理由は利便性が高い場所で暮らすとなれば、土地価格も割高になり、その結果、家づくりの負担も高くなってしまうからです。
例えば、土地の価格が坪25万円の地域だとしたら、車の台数を1台減らすことが出来れば、土地の面積を約5坪減らすことが出来るため、それだけで125万円土地の負担が減ります。
かつ、その資金をローンでまかなう予定であれば、さらに、それにかかる利息を25万円ほど圧縮することが出来ます。
また、土地の面積が小さくなれば、それほど大差はないかもしれませんが、その分の土地の維持費として掛かる固定資産税も安くなります。
そして、なにより車を1台にしたことによって浮いたお金を、老後や教育のための貯蓄に回すことが出来ますよね。
✔︎毎月の固定費を減らす一つの選択肢
今後は1つの会社でずっと勤められる可能性も低くなると言われていますし、1つの仕事をずっと続けられる可能性も以前より低くなってきます。
つまり、昇給も当たり前じゃなくなれば、手厚い退職金も当たり前じゃなくなるというわけです。
また、会社や職種が変われば給料はリセットされると言うことですし、むしろ今よりも下がる可能性もあるかもしれません。
それにも関わらず、社会では、高齢化社会の影響を受けて社会保険料や税金が上がり続けていくため、手取りが減り、さらに厳しくなるかもしれません。
(この内容については、前々回のブログ「資金計画の事前知識」を参考にしてみてくださいね!(^^)!)
その上、コロナ対策で財政出動したお金を回収するために確実に増税がやってくるでしょうしね。
それゆえ、こういったことを織り込んだ上で、これからの暮らしを設計していき、家づくりを考えていかなければなりません。
そして、そのためには出来るだけ固定費を減らすことが必要不可欠だと思います。
仮に、車を1家に1台にし、固定費を毎月6万円削ることが出来たとしたら?
かつ、土地や家の予算を圧縮することで、600万円削ることが出来、ローン返済を毎月2万円削ることが出来たとしたら?
あなたの家計の負担は大きく減り、心にゆとりを持ちながら仕事をし、不安を緩和しながら日々暮らしていくことが出来るのではないでしょうか。
そして、子供たちや自分たちの老後のために貯蓄していくことも出来ますよね。
ただこれは、あくまで1つの考え方だと思ってくださいね。
強要するつもりはありません。固定費を減らすための一つの選択肢として参考にしてもらえたらと思っています。
それでは、、、!(^^)!