BLOG

間取り 2021.05.15

平屋の魅力 その4

 

こんにちは。

「シンプルノート 鳥取スタジオ」です。

 

今回は、平屋シリーズの第4弾です。

家事のひとつ「洗濯」について。今回はこの角度から『平屋』の魅力をお伝えしていきます。

主婦の方には、多く頷いていただけるのではないかと思いますので、ぜひ参考にしてくださいね!(^^)!

 

洗濯にかかる時間や手間、そして煩わしさを減らすためには、『干す→取り込む →片付ける』という一連の動作に伴う移動距離を出来るだけ減らさなければいけません。

 

しかし、2階建てで家を建ててしまうと、その距離は減るどころか、逆に長くなってしまい、時間や手間をくってしまうのは、想像できるのではないかと思います。

 

方角で言えば、1階の北につくる脱衣室から2階の南につくるベランダまでということになるので、最も長い距離を移動することになるからです。

 

 

また、洗濯物の分量が増えるにつれ、その回数も増えますよね。すると、煩わしさも増しますし、なにより、上下階の往復が、将来大きな体の負担になってしまうことにもなり兼ねません。

 

家事は毎日のことですしね。

 

それゆえ、洗濯にかかる時間や手間、そして煩わしさを減らすための工夫が必要だと考えます。

 

ワンフロアで全てを完結させる

 

この『干す→取り込む→片付ける』の一連の動作を減らすためには、これらの作業全てをワンフロアで済ますことが一番の解決ではないでしょうか?

 

つまり『平屋』だと、ベストですよね。

 

ただし、干している洗濯物が周囲から丸見えになってしまうとか、干す時や取り込む時に、いちいち回り込まなくてはいけないでは、決して良いとは言えません。

 

洗濯物が周囲から丸見えになれば、せっかくキレイにつくったお家に生活感が漂うことになるし、それは景観を乱してしまう一番の要因にもつながるからです。

 

また、丸見えの場所に干すということは、人目につく場所で干すということなので、見た目にも気を使いながらこの作業をせざるを得なくなってしまいますし、オープンな場所がゆえに洗濯物が飛ばされてしまう可能性も高くなるからです。

 

なにより、洗濯物を見れば、家族構成や職業などが分かってしまうということもありますよね。

 

これは、防犯的にも良いとは言えませんよね。

 

回り込むことによって移動距離が長くなってしまうのも、結局、時間と手間を食うことになるし、それが毎日となれば、なおのこと煩わしく感じてしまい、平屋の良さを感じにくくなりますしね。

 

 

秘訣は洗濯干場をどこにつくるか?

 

洗濯作業の時間と手間、そして煩わしさを軽減する一番の秘訣は、『平屋』にするということは、先ほど言いましたが、それと同時に具体的に考えていかなければいけないことは、“干場をどこにどのようにつくるのか?”ということです。

 

つまり、丸見えにならないようにしつつ、干すのも取り込むのも短い動線で実現し、且つ片付ける場所となる収納までの距離も近くする、これがストレスフリーで洗濯をするためには、何より欠かせない要素となります。

 

しかし、これが実現出来れば、干すために移動する距離もわずか数歩、取り込むために移動する距離もわずか数歩、かつ、片付けるために移動する距離もわずか数歩、で洗濯をすることが出来るようになります。

 

また、人目につかない場所で干すことが出来れば、時間や見た目を気にする必要もないし、洗濯物が飛ばされる心配もありません。

 

そして、生活感も出ないし、美しい景観を乱すこともないし、家族構成も分からないため、防犯的にも優れた住まいが出来上がるということです。

 

ということで、今回は『平屋』を例にしましたが、家づくりをする時にはこういった点にも配慮しながら、間取りを考えるようにしていただきたいと思いますし、この実現性を『平屋』で実感していただきたいと思っています。

 

次回も平屋の魅力について、また違った視点からお伝えしていきたいと思っています。

 

お楽しみに!それでは、、、!(^^)!