BLOG

間取り 2021.05.20

平屋の魅力 その5

 

こんにちは。

「シンプルノート 鳥取スタジオ」です。

 

平屋の魅力をこれまでに紹介してきました。今回が第5弾、最後となります。

続けて読んで頂くと、少しずつ魅力と併せて、平屋自体についても詳しくなっていけるかと思います。

 

まだお読みではない方はぜひご覧くださいね。

 

前回の「洗濯」につづき、家事のひとつとも言えるのではないかとも思う物の片付け、収納についてです。

 

 

2階建てのお家での暮らしは、あなた自身がよほどこまめに片付けをするか、あるいは子供たちに片付けを癖づけるようにしないと、どうしても中心となるリビングダイニングがいつも散らかった状態になってしまいます。

 

せっかく建てた家だからキレイに保ちたいと思うのですが、悲しいかなこれはどのお家にでもあることではないかと思います。

 

お子さんのおられるご家庭は、なおのことだと思います。

 

その理由は2つあり、1つは子供部屋が2階にあるため、子供たちが自分で自分の部屋に衣類や荷物を持って行ってくれないこと、そして、もう1つは、それにもかかわらず、1階にそれらの置き場が不足していること、です。

 

そして、これを解決するために住宅会社は、1階に部屋や収納をより多くつくることをオススメするのですが、そうしてしまうと1階の床面積が大きくなってしまいます。

これは、結果的に家のコストが上がるということです。

 

それゆえ、弊社では『平屋』にしていただくことによって、全ての部屋と収納を1階に集約することをオススメしています。

 

平屋にすれば、子供部屋が1階になりますし、リビングダイニングを散らかす最大の要因である子供たちの荷物や衣類を自分の部屋に持って行ってもらいやすくなるからです。

 

わざわざ、面倒くさい階段を往復する必要がなくなることで、移動距離も短くなりますし、親の近くに居ることが出来るからです。

 

また、寝室や収納も1階にあるため、自分たちの衣類やいつも使うモノも、部屋や収納に持って行きやすくなりますよね。

 

 

自分たちだって、疲れて帰って来てわざわざ階段を往復するのは、面倒くさいですから、子どもたちはもっとそう感じるのでしょう(笑)。

 

たったこれだけのことかもしれませんが、これだけでも、ずいぶんリビングダイニングを片付いた状態で保ちやすくなりますし、私たちの負担も随分減りますよね。

 

 

収納のつくり方に注意

 

あとは、収納のつくり方にだけ注意していただければ、コストを上げることなく、よりたくさんの収納をつくることが出来ます。

 

この部分を次から説明していきますね。

 

多くの方が、収納の多い少ないを『床面積』で判断してしまいます。

 

その理由は、平面図だけを見て考えてしまうことと、住宅会社側の説明が不十分、という2つです。

 

この床面積だけで収納を考えていく方法だと、どんどん収納を増やしてしまうことにつながり、その結果、家のコストがどんどん上がっていってしまいます。

 

一方で図面の見方を少しだけ変えれば、床面積は増やすことなく、収納を増やす方法を見つけることが出来ます。

 

結果、無駄に一切コストを上げることなく、より多くの収納を作れ、更には、不必要な窓やドアなどもなくすことが出来ます。

 

この分のコストもカット出来ますし、窓が少なくなれば、カーテン費用のカットも出来ます。

 

そして、収納を考える上で一番大切なことは、“いかに自分たちで管理がしやすいのか?”です。

 

そこにフォーカスして考えていくと、無駄に奥行きが深い収納や、棚が少ないただのもの入れになってしまいそうな収納をつくらなくなるでしょう。

 

住宅会社は、少しでもコストをカットするために棚の数を少なくしようとするかもしれません。

 

また、単純に収納をたくさんつくればいいと思っている住宅会社は、無駄に奥行きが深い収納をたくさんつくることをすすめてくるかもしれません。

 

さらに、あなたが収納をもっとつくって欲しい…通り抜け動線にもしたい…と言うような収納に関係する要望を言えば、「はいはい」と聞き入れ、そのように設計してくれるでしょう。

 

しかし、これらは、ただただ大きさの割にあまりモノが置けなく、それに加え使いにくい収納をつくってしまうだけです。

 

ですから、収納のつくり方にも注意を払い、より片付けやすいお家の『平屋』をつくっていただければと思います。

 

『平屋』に興味をお持ちいただいた方、もっと詳しく『平屋』についてお知りになりたい方、ご相談もお待ちしています。

 

それでは、、、!(^^)!