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大切な予算 2021.06.12

心の会計をコントロールすることが大切

 

こんにちは。

「シンプルノート 鳥取スタジオ」です。

 

このブログを見て頂いている方の多くは、家を建てられる前だと思うので、こういった話はあまりピンとこないかもしれませんが…

“家を買う時、多くの方が 金銭感覚の麻痺”という現象に陥ります。

 

例えば、日常生活の中で5万円の買い物は、安易に決断することが出来ない大きな買い物ですが、なぜか家づくりをしている時には食後に頼むドリンクよりもあっさり決断してしまうと言う感じです。

 

それは、感覚的な言い方になりますが、2000万円という買い物において5万円はわずか0.25%という割合なのに対し、800円のランチに200円のコーヒーをつけるとなると、その割合が25%にもなってしまうということなので、決して不思議なことではありません。

 

とはいえ、この相対思考は家にかかる費用だけじゃなく、家に付随して掛かる費用にも同じように起こりうるので家づくりをする時は、財布のヒモをしめるよう常時心掛けておくことが必要だと思います。

 

大切な資金計画

 

 

そして、家づくりにおいて、この財布のヒモをしめるためにまず必要なことは資金計画から始めるということなのですが、間違えてはいけないのは、そのやり方です。

 

資金計画では、最初にあなたの予算から設定します。

家づくり全体の総予算を把握しないことには、土地や家や外構にそれぞれ一体どれだけの予算を掛けるべきなのかが具体的に分からないからです。

 

この順番を間違えてしまい、予算の振り分けが出来ていない状態で先に土地を買ったり、先に家のプランを描いてしまったら、予算オーバーを招く大きな原因となります。

そして、そのしわ寄せが、家を建てた今後ずっとあなたの負担になり続けます。

 

また、資金計画の時に気を付けるべきなのが、“毎月の返済金額”です。

この金額を不用意に上げてしまうと、カツカツの暮らしになりやすいからです。

 

家を持つと、税金(固定資産税)が掛かりますし、火災保険にも加入しないといけません。また、家のメンテナンスもしないといけないため、アパート暮らしの現在よりも確実に負担が増えることになります。

 

それゆえ、返済金額の設定に気を付けつつ、無理のない予算を設定し、その範囲内で家づくりをしていくことが何より大切なことだと思います。

 

 

家づくりの打ち合わせをしている時の注意点

 

 

冒頭でお伝えしたように日常では高いと感じる金額でも、間違いなく家づくりでは高いと感じにくくなってしまいます。

 

結果、これくらいなら…と、どんどん追加をしやすくなるのですが、当たりまえですが、これも積み重なれば大きな金額となります。

そして、それらも今の後あなたの負担にもつながります。

 

また、家づくりをする時には、色んな会社の家を見に行くだけではなく、今はインターネットやSNSで色んな検索もすると思いますが、これらも予算が上がる一因にもなるのではないかと思います。

 

オンラインの世界にどっぷりと浸かってしまうと、夢ばかりが大きく膨らみがちだからです。

 

ですから、家づくりを進めていく上では、こういったマイナスとなる要素についても、同時に知って、考えられるようにしておくべきです。

 

どうしても叶えたいことが、50万円高くなることだとしたら、優先順位が低いもので50万円削れないかを考えるという風に、です。

 

これが出来れば予算の調整がしやすくなり、最初に立てた資金計画どおりに家づくりを完結しやすくなります。

 

ということで、金銭感覚が狂いやすい家づくりで大きな負担を背負ってしまい、自分を苦しめないために、これらの点に注意しながら、家づくりを進めていっていただければと思います。

 

それでは、、、!(^^)!