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住宅ローンのこと 2021.07.09

固定型を選ぶべき人

こんにちは。

「シンプルノート 鳥取スタジオ」です。

 

住宅ローンには、変動金利と固定金利の2つの種類がありますが、どっちが良いかは一概には言えません。

 

それは、それぞれにメリットとデメリットの両方が存在するからです。

そして、それらはあなた自身の状況によって良い方向にも働けば、逆に悪い方向にも働くものなので、まずはあなた自身の状況にどちらが適しているのかを知ることが大切です。

 

あくまでも参考と思って頂いて、難しくは考えずに読んで頂けたらと思います。

 

まずは固定金利を選んだ方が良い方からです。

 

 

土地を買わないといけない人で、かつ土地を現金で買わない人

 

土地から買うとなると、土地を持っている人に比べて土地の取得費用が丸々余分にかかります。

 

となると、当然のごとく借入金額も大きくなり、毎月の返済額とのバランスを考えると、どうしても返済年数を長くせざるを得ないのですが、そうなれば、途中で金利が上がってしまった時、返済額がグンと上がってしまうかもしれないからです。

 

住宅ローンは商品の性質上、はじめのうちは元本よりも利息の比率が高いため、

なかなか元本が減っていかないですしね。(元利均等返済という言い方もします)

 

このようなことから、土地から買って家づくりをする人は、少々金利は高い設定になるかもしれませんが、景気の動向に関係なく、返済額がずっと変わらない固定の方を選ぶべきだということです。

毎月のことですし、固定してあることで他の月々の費用の計算もしやすいですしね。

 

 

貯蓄が苦手な方

 

また、貯蓄が苦手な方(出来ない方)も、固定金利を選んでおいた方が賢明です。

理由は、変動金利を選ぶ場合、金利上昇リスクに備えてのコツコツと貯蓄していけないといけないのです。つまり、少し厳しい言い方ですが、これまで貯蓄が難しいかった方が家を建てたからと言って、急に貯蓄出来るようになるとは思えないからです。

金利の変動するタイミングが分かれば良いのですが、これも日々市況をおっている方などじゃないと難しいですしね。

 

それゆえ、少々金利が高く変動よりも返済額が増えてしまうものの、最悪のリスクになる家を失ってしまうということから、身を守るためにもこのタイプの人にも固定金利をオススメしています。

 

 

最低限のことを勉強して知ることが大事

 

そして、これは家を建てるどのみなさまにお伝えしていることなのですが、“不動産屋や住宅会社に言われるがまま住宅ローンを選ばない”と言うことです。

 

こういう他者の言いなりになってしまうと、取引している銀行の住宅ローンをすすめられ、良いか悪いかも分からないまま、少ない選択肢の中で選ばされることになるからです。

 

結果、自分が選んでいる住宅ローンが、どんな商品なのかもよく理解していないまま、ローンを払っているという最悪の状況になってしまいます。

長い間払い続けるものですし、始めによく理解しておくことでその後も安心して生活していけますよね。

 

また、固定金利を選べば、どれを選んでも良いというわけでもありません。

銀行によって金利や手数料といった条件が全く違うので注意が必要です。

 

それゆえ、大切なお金のことは、全て人任せにするというのではなく、自分自身でも勉強し、最低限の知識をつけ家づくりを始めていただきたいと思います。

 

直接銀行のローン専門の支店に行けば、分かりやすいパンフレットもあると思いますので、まず足を動かしていくのも家づくりの一歩になると思います。

 

では、次回は、変動金利を選んでも良い方についてお伝えしていきたいと思います。

簡単に言うと、今日と反対の方ということなのですが…(^^♪

お楽しみに!

 

それでは、、、!(^^)!