家に欠かせないお金の話
こんにちは。
「シンプルノート 鳥取スタジオ」です。
誰しも「新築の家」に憧れをいだくとものと思いますが、いざ購入に踏み切ろうとした時に、漠然とした不安が押し寄せてくるのも事実だと思います。
一生に一度の大きな買い物とも言われますしね。
それゆえ、この部分を少しでもクリアにして、不安も少ない状態で家づくりを心から楽しめるようになるためには、やはりその要因を考えるべきです。
それは、やはり家づくりに関するお金ではないでしょうか。
では、今回から家づくりに関連するお金のことについて、お伝えしていきたいと思います。
とっても大切な話になってきますので、考えて頂くきっかけにもなればと思っています。
✔︎将来のことまで考えていますか?
家づくりで最も大切なことが、「今の状況だけじゃなく、将来のことまで考えた上で買わないといけない」ということです。
そうしておかないと、家づくりにお金を掛け過ぎてしまい、子供たちの教育や自分たちの老後に備えていく余力がなくなってしまうからです。
なので、これに関しての個人的な意見にはなりますが、お伝えさせていただこうと思います。
少し読まれる方によっては、気の早い話とも思われるかもしれませんが、まずは老後資金についてです。
豊かな老後を過ごすためには、毎月35万円ほど必要と言われていますが、今の社会情勢だと、今のうちから考えて計画していかないとその確保が難しいかもしれないので、その部分からお伝えしますね。
よくご存じの方には、あまり参考にならないかもしれないですが、改めて確認と言う意で読んで頂けたら幸いです。
✔︎内容を知りプランを立てること
年金には国民年金と厚生年金から成る公的年金と、厚生年金基金や確定拠出年金といった私的年金の2つの種類が存在するのですが、あなたが払っている年金が国民年金だけなのか、それとも厚生年金も上乗せして払っているのか、あるいは、さらに上積みして私的年金も払っているのかによって将来受取れる金額は違ってきます。
また、公的年金は60歳から75歳までの間で、いつからもらうのかを選ぶことが出来るのですが、どのタイミングで受け取るかによっても支給される金額が大きく違ってきます。
65歳から国民年金を受け取る場合、年間で約78万円ですが、(20歳〜60歳まで全て払った場合です)これを60歳から受け取るとしたら、支給額が30%減ってしまいます。
逆に70歳から受け取るようにしたら、支給額が42%増えるといった感じです。
(75歳まで遅らせればさらに42%増えます)
そして、これらを踏まえた上で、どのように働いていくのか、どのように受け取るようにするのかを考えていかないといけません。
もちろん、これからは奥さんもガッツリ働き、共働きで稼ぎ、家事も育児も協力するというスタイルが一番オススメです。
理由は、奥さんも厚生年金に加入出来れば、年金の支給額が増えるからです。
かつ、夫婦そろって私的年金にも加入した方がいいのですが、その時に個人的にオススメなのがiDeCoという個人型確定拠出年金です。
掛け金が全額所得控除の対象なので、年末調整でお金が返ってきます。
今の時代、銀行にお金を預けていても全くお金が増えません。
仮に毎月2万円を銀行に預けていった場合、年間貯蓄額の24万円につく利息は、
わずか2円足らずですが、これをiDeCoに預けていった場合、返ってくる税金は所得税と住民税を合わせると年収にもよりますが、一人当たり3.6万円ずつって感じです。
そう考えると、このっちiDeCoにお金を預けていった方が得というわけです。
(ただしiDeCoは60歳までお金が引き出せません)
そして、出来るだけ長く働くようにし、出来れば公的年金の受け取りは
75歳から始めることをオススメします。
国民年金の支給額が84%も増えるからです。
つまり国民年金の支給額が、約78万円×1.84倍×2人分=約287万円となり、これに上乗せして支給される厚生年金まであれば、それだけでやっていけそうだということですね。
そして、先ほど言ったiDeCoに今からでも掛けておけば、その分の上乗せ分だってありますしね。
これが私の個人的にはなりますが、オススメプランです!
長く働くと考えると、なんだかゾッとしますが、人生100年時代とも言われています。もし早くリタイアしたら、暇を持て余すだけかもしれませんしね。
なので、出来るだけ長く働き、小額ながらも稼いで、貯蓄していくことがとてもこれからは大事なことだと思います。
とはいえ、いつまでも健康で働けるかどうかも分からないので、まずiDeCo に加入するだとか、もっと言うと、出来るだけ効率よくお金を増やす方法を考え、始めるということが大切だと思います。
では次回は、子供たちの教育資金についてお伝えしつつ、その上でどのように家づくりの計画を立てればいいか?について考えていきたいと思います。
次回もお楽しみに!
それでは、、、!(^^)!