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大切な予算 2021.09.11

理想を取るか、現実を取るか


こんにちは。

「シンプルノート 鳥取スタジオ」です。

家はあなたの家族を守る資産にもなり、心に豊かさをもたらしてくれることか ら、賃貸暮らしをし続けるより家を持った方がいいと個人的には思っているの ですが、とはいえ、それをふまえた上でも大切なことは、持つか?持たないか? ということよりもどのように持つのか?ということです。

持ち方を間違えてしまうと、ただ生活していくだけで精一杯で、子供たちの進 学や自分たちの老後への備えが出来なくなるのはもちろん、合わせて車の持ち 方まで間違えてしまうと、日々の生活さえも苦しくなってしまいますからね。

例えば、土地に 1000 万円、家に 2000 万円、庭に 200 万、その他経費に 300 万、合計で 3500 万円かかるとしたら、あなたに頭金が全くなかった場合、毎 月の返済金額は 35 年返済にしても毎月 92,000 円~105,000 円という結構高 額な返済金額となります。(因みに 92,000 円は金利安めの変動金利型で、 105,000 円は金利高めの固定金利型で資産した場合です)

そして、これに加えて、家を持ったからには、年間 100,000 円程度の固定資産 税と、年間 20,000 円程度の火災保険と年間 120,000 円程度の修繕積立金が(← これは任意です)必要となってきます。 あと、家電も定期的に壊れるので、そのための積立として年間 120,000 円程度 必要かなと思います。

つまり、これらを月ベースに直してみると、ローン以外に 30,000 円が必要だ ということですね。

いかがでしょうか?もし、現在の家賃が 70,000 円だとしたら、ざっと 5.2 万 円~6.5 万円も負担が上がっていくというわけです。

✔共働きだから大丈夫という落とし穴 普通に考えれば、これだけの負担増は、相当厳しいはずです。ですが、なぜか

多くの方がこんなバランスが悪い予算設定のまま家づくりをしてしまいます。

その理由が、頑張れば“共働き”だし、いけるのではないかんじゃないか?と思っ たからなのか、住宅会社から“これくらいないと家は建てられません”と言われた からなのか、“周りの人たちがこれくらいかけていた”からなのかは分かりません。

しかし、たとえ収入合算をすれば、銀行から資金調達できるとしてもこのよう な家の買い方は、決してすべきではありません。

次から、個人的な意見にはなりますが、なぜそう思うのかお話させて頂きます
ね。

✔保険と家の費用を見直す必要性

前回お伝えさせていただいたように、家づくりをするタイミングで保険を見直 すべきだと思います。 また、それと同時に家づくりの予算も少しでも抑えるべきだと思います。

イメージとしては保険を1~2万円圧縮し、家のローンに充てる金額を2~3万 円圧縮することで、先程お伝えした家の維持管理費用を捻出するといった感じ でしょうか。

つまり、住宅ローンは毎月の返済を 2~3 万円圧縮した範囲で借りるべきだと思 っています。
ざっと試算すると、始めに述べた full ローンの総額 3,500 万円の家から 2500 万円~2800 万円へというイメージです。 そのためには、単純に家づくりの資金を合計 700 万円~1000 万円圧縮するか、 少しでも多く自己資金を入れ、銀行からの借入を減らさなければいけません。

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✔これで家づくりができるのか?

ただこれは、もしあなたに自己資金がなかった場合、家づくりにかける予算を かなり圧縮しないといけないですよね。 実は、そのための知識さえ持っていれば、この予算で家づくりをすることがで きます。

土地の予算を合理的に圧縮する方法や、家の予算を合理的に圧縮する方法、そ して庭の予算を合理的に圧縮するという方法です。

もちろん、それはあなたの暮らしを貧しくするものではないし、敢えて言うな ら、むしろお金を余分にかけてしまった人よりも、ずっと豊かな暮らしをする ことが出来るでしょう。

そして、経済的な不安も大きく緩和され、それと共に精神的な安定も手に入れ つつ暮らしていくことが出来るでしょう。

ということで、あなたが家も持ちながらも、これから先ずっと不安なく暮らし ていきたいという思いがあれば、今回も含めこれからお伝えしていく計 5 つの ブログを参考にしていただければと思います。

ぜひ家づくりのヒントにしてくださいね。 それでは、!(^^)!