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大切な予算 2021.09.29

ゴールからプロセスを考える

 

こんにちは。

「シンプルノート 鳥取スタジオ」です。

 

土地にお金をかけ過ぎないためには、資金計画によって土地や建物などの予算が決まった後、土地探しをする前に住みたいエリアの土地の広さに合わせて、どんな家が建てられるのかと、これに併せてどんな家にしたいのかを先にイメージしておくことが大切です。

 

あらかじめ自分たちの予算と要望で、一体どれくらいの家が建つのかが分かれば、探す土地の広さも明確になるからです。

 

そして、これが結果的に、外構工事にかかる予算をも最小限に抑える要素となります。←ここについては、これまでも何度かお伝えさせて頂きましたね。

 

例えば、あなたの予算で買うことが出来る住みたいエリアの平均的な土地の広さが、50坪〜60坪だとしたらあなたはどんな家をイメージするでしょうか?

 

そして、あなたが家と庭にかけられる予算が合わせて税込2000万円だとしたら、

どんな家と庭をイメージし、それぞれにいくらずつ予算を配分するでしょうか?

 

逆算して考えていく

 

この場合、この土地には2階建てを建てることも出来れば平屋を建てることも出来ます。

平屋もです!

 

そして、2階建てにするか平屋にするかで、外構工事の予算が違ってきます。

それは、土地の余白が違ってくるからです。

 

また、どんな間取りの家にするかでも外構工事の予算は違ってきます。

弊社のような一見窓が少ない家にするのと、窓がたくさんある家にするのとでは塀や目隠しや植栽にかかる費用がけっこう違ってくるからです。

 

これを数字に直してみると、

→窓がたくさんある2階建ての家

=家1800万円+外構200万円

→窓が少ない平屋

=家1900万円+外構100万円

といった感じです。

 

そして、これをもとにそれぞれどんな家が建てられるかを

考えてみると、あくまで参考程度で考えて頂ければよいのですが、

 

→税込1800万円で建てられる

窓がたくさんある2階建ての家

=延床28坪の2階建て↓

1階(28帖):LDK16帖+タタミコーナー3帖

+水回り5帖+玄関・ホール2帖+階段2帖

2階(28帖):寝室&W.I.C9帖+階段2帖

+子供部屋7帖×2+トイレ1帖+廊下2帖

 

→税込1900万円で建てられる

窓が少ない平屋の家

=延床25坪+中庭3坪の平屋↓

1階(56帖):LDK16帖+タタミコーナー3帖

+水回り6帖+玄関・ホール2帖+中庭6帖

+寝室&W.I.C9帖+子供部屋7帖×2

 

となってくるのですが、この2つを見比べてみていかがでしょうか?

 

平屋の方がいいと思いませんか?

2階建てと全く同じ部屋数と部屋の広さが確保出来つつ、これらが全て同じフロアにあるというわけです。

 

水回りに至っては、平屋の方がゆったりしていますし、これに加えて中庭まであるので開放感も暮らしやすさも確実にこっちの方が上だと言うことが分かってもらえると思います。

 

そして、平屋を建てたいなとなれば、この広さに合わせて土地を探せばいいんですよね。

この場合なら55坪を目安として探す、という感じです。

 

繰り返しになりますが、いくら価格が安いからといっても、無駄に広い土地にしてしまうと、外構工事の予算が狂ってしまうことにもなり兼ねません。

そして、結局、家を小さくせざるを得なくなってしまうかもしれません。

 

また、坪単価が高い土地を選んでしまうと、土地を小さくせざるを得なくなり結果、家を小さくせざるを得なくなります。

そして、平屋が無理となれば当然ですが、2階建てにせざるを得なくなり、階段や廊下などの余分なスペースに面積を奪われ、家がやや狭苦しくなってしまうかもしれません。

 

このように家づくりは、土地・建物・外構の3つが密接に関連しているため、全てを同時に考えながら予算を組み、進めていかないといけません。

 

逆を言えば、このような進め方で家づくりをすれば、無理のない予算で住みやすい素敵な住まいをつくることが出来ます。

 

ぜひ、これを参考にしていただき、家づくりを進めて頂きたいと思っています。

 

ご相談もお待ちしています。

 

それでは、、、!(^^)!