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間取り 2020.11.20

広ければ良いという間違った認識

 

こんにちは。

「シンプルノート 鳥取スタジオ」です。

 

前回につづき、今回は土地選びの部分から予算を削減するための秘訣(知識)の2つ目をお伝えしていきますね。

 

ポイントは「無駄(過分)に広い土地を買わない」ということです。

今回は平屋を例にしてお伝えしていきます。

 

そのための秘訣は、あなたが希望するエリアで、少しでも価格を抑えながら土地を手に入れるためには、まずは土地に関する間違った常識を一旦リセットし、正しい知識を身に付けないといけないかもしれません。

 

と言うのは、土地の広さはあなたが建てる家にマッチした広さがあれば充分なのですが、多くの方が余分に広く土地を買ってしまうとか、または買いがちです。

 

これは予算計画の中の土地部分に多くお金を使ってしまうということも言えます。

また、この余ったスペースには余分な外構工事費用もかかってしまうことになります。

 

では、自分自身が建てる家にマッチした土地の広さとは一体どれくらいなのでしょうか?

また、自分自身にとって丁度いい家の広さは、一体どれくらいなのでしょうか?

 

例えば、あなたが建てたい家が平屋だとして、あなたが家にかけられる予算が1800万円だとします。

 

この場合、多くの方が平屋を建てるには、かなり広い土地が必要だと思い込んでしまっていると思いますが、実際は全くそんなことはありません。

(不動産屋さんや住宅会社から平屋は高いとか広い土地が必要だと言われることによりそう思い込んでしまうのだと思っています)

 

この場合、土地の広さは55坪あれば、形によっては50坪あれば充分とします。

 

あるいは、車の台数や車種によっては、40坪台でも実現可能なのですが、仮にこういった平屋だから広い土地が必要などという思い込から80坪や90坪もの土地を購入してしまったとしたら、30坪以上余分な余白が出来てしまうということになります。

 

となると、その土地の坪単価が15万円だとしたら、450万円以上もの無駄な出費がかかることになります。

 

そして、その余ったスペースには外構工事代も余分にかかることになります。

(もし、この余白全部をコンクリートにするとなれば、100万円近くの費用がかかります)

 

仮に庭にした場合は、手入れが必要になりますし、広くなればなるほどお掃除も大変にもなります。

 

さらには、土地を購入すれば、固定資産税(地域によっては都市計画税も)がかかるようになるのですが、広く購入すればするほど、その分だけ納税額が上がり、それが一生続いていきます。

 

せっかくマイホームを持つのだから、家と同様に庭も少しでも広くしたいと思いますよね。ゆったりとした庭があれば、子どもたちを遊ばせたり、自転車の練習をさせたり、バーベキューをしたりすることも出来ます。

 

しかし、過分になるほど広く土地を買ってしまうことで、これからの生活が苦しくなってしまうとしたら…

 

あるいは、子どもたちの教育資金を捻出するのが苦しくなってしまうとしたら…

 

また、貯蓄に回すゆとりがなく、老後安心して暮らすだけ資金が準備出来ず、体調の良し悪しに関係なく、生涯ずっと働き続けないといけないとしたら…

 

それは、本末転倒な話な気がしませんか?

 

あなたやあなたの家族の幸せのために、家を建てたにもかかわらず、その購入の仕方を誤ってしまったがために、そのしわ寄せに苦しんで生きていくことになるという…

 

ということで、このような本末転倒な話にならないようにするためにも、少しでも土地の価格が抑えられるよう、無駄(過分)に広い土地を買ったりしないよう意識して土地探し・土地選びをしていただければと思います。

 

もう一度、資金計画の土地部分についてしっかりと考えていくことが大事ですね!(^^)!

 

それでは、、、