家づくりを最も左右するコストとは?
こんにちは。
「シンプルノート 鳥取スタジオ」です。
現実的な話ばかりだと、お家づくりの楽しさが減ってしまうかもしれません。けれど、自分たちの未来のためにも一度じっくりと考えておくことはとても大切だと思っています。
一緒に考えていきましょう。
今後、日本はよりいっそう少子高齢化問題が深刻になっていきます。
具体的には、社会保険料や税金といった給料の天引きが増えていき、それなのに、将来支給される年金は逆に減っていくという現実が待っています。
それゆえ、私たちは自分たちの未来のために、元気で働ける若い時から自分自身でコツコツと貯蓄していく必要があります。
そして、その貯蓄資金を捻出するためにも、家づくりを検討されている方はまずはその費用を少しでも抑えることから考えていくのが良いのではないかなと思っています。
✔最小限の予算で家づくりをするための基礎知識
家づくりの予算を最小限に抑えることを、イコール家のみの建築費用を最小限に抑えることと考えがちですが、実は、それだけではさほど大きな予算圧縮にはなりません。
家づくりの費用を最小限に抑えるためには、土地にかける費用も圧縮しないといけないし、同時に庭にかける費用も圧縮しないといけません。
つまり、土地、家、庭、の3つ全てを最小限の予算で手に入れるようにしなければいけないということですね。
✔土地予算を抑えるために知っておくべきこと
土地にかけるお金を最小限に抑えるためには、まずは、土地に関する常識や当たり前を疑うことから始めなければいけません。
・土地の日当たりの良さにこだわらない!
土地は、値段が高いものほど人気があるし、値段が高い順に売れていきます。
みんながそろって日当たりが良い土地を欲しがるため、日当たりが良い土地には間違いなく高い価格が設定されているからです。
でも、日当たりが良い土地に建っている家を見てみると、南に大きな窓をたくさんつけているものの、その窓全てにカーテンが設置され、かつ一日中ずっと閉められた状態になっています。
外から丸見えになるからです。
また、暑さや紫外線の厳しさからシャッターまでずっと閉めっぱなしになっていることも決して珍しいことではありません。
・土地の形の良さにこだわらない!
土地の価格は、形の良さにも左右されます。
もちろん、形がいい土地の方が価格設定は高くされていますよね?
しかし、土地の形が良いから住みやすい家になるのかというとそういうことでもないし、逆に土地の形が悪いから住みにくい家になるのかというと、これまたそういうことでもありません。
確かに、四角じゃない土地は、決してパッと見た印象が良いわけじゃないし見ただけではイメージが湧きにくいと思います。
けれどそうとも一概には言えません。(ここはぜひ弊社に積極的に相談していただきたい部分です!)
それゆえ、多くの方が敬遠しがちなのですが、こういった土地は、その分価格が安く設定されているし人気がない分、より大胆に価格交渉も出来たりもします。
また、焦って土地の契約をする必要もなく比較的ゆっくりと間取りなどを決めるなどの家づくりを進めることが出来るというメリットも持っています。
・無駄に広い土地を買おうとしない!
そしてなにも建っていない土地を見るとずいぶん狭く感じてしまうものです。
それゆえ、多くの方がより広い土地を求めようとします。
ですが、実際はあなたが思っているよりも遥かに大きな家をその土地には建てることが出来るものです。
例えば、50坪という広さがあれば充分平屋を建てることが出来るゆとりがあるし、どれだけ大きな平屋を建てようと思っても、60坪もあれば充分なのです。
✔常識の真逆こそ成功のカギ!?
これら3つのことは全て世間の常識とは真逆のことばかりかもしれませんが、土地価格を劇的に圧縮するためには以上の3つを踏まえた上で、土地探しをするという方法があるということをお伝えしておきます。
常識にこだわり過ぎて結果的に無駄になってしまうかもしれない土地にお金を使い過ぎるのはもったいないですよね。
ぜひ同じエリアで土地を買う人たちよりも、数百万円、土地価格を圧縮してください。
そして、この浮いた費用はしっかりと“貯蓄”に回していただけたらと思っています。
それでは、、、