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間取り 2020.10.18

コスパがいい家の弱点とその対処法

 

こんにちは。

「シンプルノート 鳥取スタジオ」です。

ブログを読んでいただき、ありがとうございます。

今回はコスパがいいとはどういうことかを、家づくりの中で考えていきたいと思います。

一緒に考えていきましょう!(^^)!

 

建てられている家の中で最も多いのが、“総2階建て”と呼ばれる建て方です。1階と2階の面積がほぼ同じ家なのですが、その理由はこの家の建て方が一番コストパフォーマンスに優れているからです。

建築コストが割安ということです。

 

しかし、この建て方には、割安な建築コストで家が建てられるというメリットがある反面、建てた後じゃないと気付けない手痛いデメリットもあります。

ぜひお家を建てられる予定のある方にはその参考になればと思っています。

 

 

まず、総2階建では、基本的に寝室や子ども部屋といった居室を、全て2階に配置します。

 

しかし、この間取りでは、子どもたちが自分の部屋を使いにくくなります。

と言うのも、自分たちのモノを持ち運びするのが面倒くさいし、兄弟がいたらそんなことも少ないのかもしれないですが、親から離れた所で1人過ごすことはとっては心細く怖いからです。

 

結果、子どもたちは、自分のモノを常に置きやすいリビングダイニング周辺に置き、いつもリビングダイニングが散らかった生活感あふれる場所になってしまいます。

せっかく広々つくったリビングダイニングが、なんだか狭苦しい場所になってしまうのは、残念じゃないでしょうか。

また、全ての居室を2階に配置してしまうと、将来予期せぬ増築費用がかかる可能性が高くなってしまいます。

 

例えば、将来足腰が弱ってしまった場合、2階への行き来が大きな負担となるため、増築することによって、1階に部屋をつくらざるを得なくなるからです。

子どもたちが成長し出ていったとして、もし2階にトイレを作っていたら、そこも使うことも少なくなりますよね。

 

となると、とてももったいない気もしますし、増築となれば、大切な老後資金の中からその費用を捻出せざるを得なくなってしまいます。

もしくは、その資金の捻出が難しい場合は、再び銀行から借金せざるを得なくなってしまいます。

 

2つの問題を同時に解決する秘訣

 

小さな子どもたちは、親の気配が感じられないところで遊ぼうとしないし、親としても目が届かない所で子どもたちを遊ばせたくありませんよね。

 

かといって、わざわざリビングダインングが散らかるような家にしたいとも思いませんし…

リビングダイニングは、いつもキレイな状態を保ち、気持ち良く毎日過ごしたいですよね。一日で一番多くいるお部屋ですし。

 

であれば、“子ども部屋を1階”につくり、この2つの問題を解決するというのは、どうでしょうか?

土地の大きさで言えば、40坪以上あれば、ほぼ実現することが出来ますし、45坪以上あれば、確実に実現出来ます。

つまり、そこまで広い土地が必要というわけではないのです。

 

ぜひこの選択肢をお持ち頂きたいと思っています。

 

1階に子ども部屋があれば、子どもたちがその部屋を使いやすくなるためリビングダイニングをキレイに保ちやすくなります。

また、子どもたちはやがて出て行くため、将来は、子供部屋を寝室として使えるようになります。

つまり、老後は1階だけで生活が出来るということですね。

こんなにも良いことがあるのですよ!(^^)!

 

ただし、この場合はどうしても建築コストは割高になってしまうため、家をコンパクトにし、建築コストを抑えるようにしなければいけません。

 

しかし、家をコンパクトにすることによって最初にかかる建築コストを抑えられるわけですし、将来かかるかもしれない余分な増築費用もカットすることが出来る分、最終的に家づくりにかかるコストをよりミニマムにすることが出来るということです。

 

ということで、建ててからのことも考え、トータルで家にかかるお金をより少なくするためにも、実現可能であれば子供部屋を1階につくるという選択肢を考えてみていただけたらと思います。

 

それでは、、、また(^-^☆