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デザイン 2020.11.18

自由設計だからこそ土地価格が抑えられる

 

こんにちは。

「シンプルノート 鳥取スタジオ」です。

 

前回のブログでは、資金計画を立てることの重要性をお伝えし、もし予算をカットする必要があった場合は、土地、家、庭のどれか1つだけを削減するのではなく、3つの予算をバランス良く削減していくべき!(^^)!ということをお伝えしました。

 

まず、予算カットのしわ寄せを家だけ集中させてしまうと、住みにくく品質が悪い家になってしまいますし、そもそも家だけでは、そこまで大きな予算の削減にならないということです。

 

また、予算削減のためには同時に庭の予算圧縮も欠かせない要素なのですが、その実現の鍵を握るのは、やはり土地選びです。

 

そのため、今回はまずこの土地選びの部分から予算を削減するための秘訣(知識)について3つに分類してお伝えしていこうと思います。

 

今回はまずその1つ目をお伝えしますね。

 

 

秘訣その1:土地の日当たりの良さにこだわらない

 

土地の値段は、日当たりの良さに大きく左右されます。

つまり、「日当たりが悪そうな土地は安く値段がつけられ、日当たりが良さそうな土地は高く値段がつけられる」ということです。

 

そうな土地…本当に悪いのでしょうか?

また、日当たりが良いということは、=(イコール)家が建つ南側がオープンな状態になっているということでもあります。

 

となると、その南につくった大きな窓は、そのままでは外から丸見え状態になってしまい、その視線を防ぐためにカーテンをせざるを得なくなると言えます。

 

この部分はこれまでのブログを読んでいただいている方には、ピンとくるところではないでしょうか(^^)☆

 

また、大きな窓の防犯を強化し、かつ台風の強風から家を守るために、さらに暑くて厳しい直射日光を防ぐためにその大きな窓にはシャッターまで付けさざる得なくなります。

 

その上、このご時世だから…という思いから、防犯を強化するために、塀や庭などにも多額の工事費用をかけざるを得なくなってしまう…ということにも、なり兼ねません。塀を高くしたり、目隠しの高い木々を植えたり…ということなどです。

 

そして、これらが積み重なると、結果的に家や庭にかかる費用までも割高になり、土地・家・庭の三拍子そろって割高な買い物になってしまうと言えてしまいます。

 

なんのための自由設計、注文住宅なのか?

 

一方、日当たりが悪そうな土地は、不人気であるためずいぶん割安で購入することが出来ます。

 

また、不動産屋さん側から見ると、売れにくそうな土地ほど早く処分したいので、大胆に値段交渉が出来、さらにお得な値段で土地を購入しやすくもなります。

 

それゆえ、土地価格を削減するためには、誰もが狙わないこういった土地を狙うようにすべきなのですが、

「日当たりが悪そうな土地=暗くてジメジメした家になる」

というネガティブなイメージがどうしても先行してしまい、こういった土地を避けようとしてしまいます。

 

ですが、(ここからが大切な部分です!)自由設計というのは、本来、土地が持つメリットを活かすだけでなく、土地が持つネガティブなデメリットを解消するための手段であるはずです。

 

例えば、太陽の光を採り込みたいリビングダイニングキッチンを、南に建つ家から十分な距離をとった場所につくれば、たとえ日当たりが悪そうな土地であったとしても明るくて開放的なリビングダイニングキッチンをつくることが出来ます。

 

あるいは、より高い位置から太陽の光を採り込めば、たとえ日当たりが悪そうな土地であったとしても、明るくて開放的なリビングダイニングキッチンをつくることが出来ます。

 

つまり、その土地が持つデメリットは、設計次第で解決することが出来るというわけです。

 

明るく開放的な家をつくるために、土地の日当たりの良し悪しは、ほぼ関係ないといっても過言ではありません。

なので、この事実を知っていただき、同じエリアで、また同じ環境であれば、より安く土地を購入していただければと思います。

 

うまくいけば、相場よりお得に土地が手に入るかもしれません♪

 

次回のブログでは、土地予算を削減するための秘訣その2をお伝えしますね。

お楽しみに!

ご相談もお待ちしています!(^^)!

 

それでは、、、