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デザイン / 間取り 2020.08.18

平屋を建てる上で注意すべきこと

 

おはようございます。

「シンプルノート 鳥取スタジオ」です。

 

このコロナウィルスの関係で、以前より食材などの宅配を多く使うようになったのですが、やはり便利になったと感じはしますが、やはり自分の目で新鮮さなどを確認できないのは、残念だなぁと感じてしまいます。

メリットとデメリットですね。

今回は平屋にもあるデメリット、注意していただきたいことをお伝えします。

予備知識を持っておくだけで、より深く考えて頂けるのではないかと思っています。

 

2階建てより耐震性と耐久性に優れ、使いやすさと住みやすさに優れた平屋を、コストを抑えながら建てられるということ。

 

かつ、平屋にすることで、メンテナンスや将来の増築といったランニングコストをグンと安く抑えられるということ。

 

さらに、そんな平屋が、

みんなが2階建を建てるために買っている広さでも充分建てることが出来るため土地代に余分な予算も全くかからないこと。

 

以上のようなメリットが平屋にはあるというお話を前回まで5回に渡ってさせていただきました。

 

しかし、そのメリットを全て享受するためには、その反対にあるデメリットにも注意しておかなければいけません。

 

そこをお話していきますね。

 

平屋のデメリットとは?

 

 

平屋にした場合、全ての部屋が1階になるのですが日当たりが良い土地の場合、リビングや各居室が全て外からの視線にさらされやすくなってしまう・・(丸見えになってしまうということですね)ということです。

 

そして、その視線を遮るため、

全ての大きな窓にカーテンを設置し、しかもそのカーテンをすっと閉めっぱなしにしてしまいます。

 

また、大きな窓は防犯的に不安だし、台風の時も不安だからとそれらの窓全てにシャッターを設置するようになります。

そして、その結果、家の外観も美しいものではなくなってしまいます。

 

もちろん、こういったカーテンやシャッターといった余分な製品には多大なコストがかかってくることも想像できると思います…。

これが、日当たりがいい土地で考えられるデメリットです。

 

次に、日当たりが悪い土地の場合ですがこのような土地だとたとえ大きな窓つくっても、家の中が薄暗くなってしまう可能性が高くなります。

隣の家との距離が充分に取れないからです。

 

結果、朝からずっと電気をつけてないといけない家になってしまいます。

せっかく思い込めた家、家の中だけで楽しむのはとってももったいないですよね。

 

ですから、平屋を建てる場合、

この丸見えと薄暗さの両方を解決する必要があります。

つまり、、、

 

プライバシーと明るさを両立させる

 

これが、非常に大切ということなんですよね。

そして、そのためには光の採り方を土地によって変えなければいけません。

そして、カーテンをしなくてもいい窓をつくるようにしなければいけません。

カーテンをしたら窓から入ってくる光を防いでしまうことになるからです。

 

例えば、窓についていえば日当たりが良い土地の場合、

必ずしも南向きに窓をつくることが正解とは限りません。

 

つくることでカーテンやシャッターだけじゃなく、外構と言われる庭に目隠しまで必要となりさらなる出費を招くことになります。

この部分は予算にも大きく関係してくるので重要ですよね。

 

また、日当たりが悪い土地の場合も必ずしも一番南にリビングを配置するのが正解だとは限りません。

 

むしろ、

隣の家との距離が充分に空いていない場所にリビングを配置したら、ほぼ確実に光を遮断してしまうため、間違いだと言っても過言ではありません。

 

ということで、平屋を建てる時は日当たりが大きく影響するため、日当たりが良い場合、日当たりが悪い場合、

いずれの場合も、それぞれで起こる可能性があるデメリットをよく知った上で、一番よい間取りを考える必要があると思います。

 

それでは、、、