家を建てる前に知っておきたい家事楽アイデア
せっかくの新築、いつまでもキレイにスッキリと過ごしたい。
皆さんもそう思いますよね。
夕飯の準備をしながら洗濯したりといった効率的な「家事動線」。
物が片付きやすい「充分な収納スペース」
多くの方が、少しでも楽で片付けやすい家を望んでいます。
そしてもうひとつ、「掃除のしやすさ」もとても多い要望です。
各メーカーのショールームに
キッチンやお風呂などの水回り設備品を見に行った時、
ほぼ全員が着目する点が“掃除のしやすさ”です。
例えば、キッチンで言うと、
レンジフードに溜まる油汚れの掃除のしやすさだったり、
表面材の汚れにくさであり、
お風呂で言えば、壁や床の汚れにくさや掃除のしやすさです。
誰もが、煩わしい掃除の手間を、
少しでも減らしたいという気持ちから、
そして、出来るだけ家をキレイに保ちたいという気持ちから、
やはり最良のモノを選びたいと思うものですよね?
こんにちは。
「シンプルノート 鳥取スタジオ」山涌(やまわく)です。
また、現在は仕事も家事も夫婦2人で協力してすることが
ごく当たり前となっていると思いますが、
そんな中、お互いに少しでも時間のゆとりをつくるためには、
家事が楽になる住まいづくりは欠かせない要素です。
それゆえ弊社では、
家事を楽にするために様々な工夫をしているわけですが、
今回は、掃除の手間カットという点について
お伝えしていきたいと思います。
✔掃除の手間をカットするための工夫
その1:窓枠をつけない
一般的に、窓には窓枠という部材が取り付けられているのですが、
弊社では、上下左右のうち下以外の3方向に窓枠をつけていません。
その結果、窓枠にホコリが溜まらなくなるため、
掃除の時にホコリを拭き取らなければいけない場所が、
減ることになります。
その2:ハイドアを使用する
一般的には2mの高さのドアが標準的に使われるのですが、
このドアを使用した場合、
ドアと天井の間に40cmの垂れ壁が出来るし、
窓につく窓枠と同じように、ドアにもドア枠がつき、
ドア枠の上にも窓枠と同じようにホコリが溜まることになってしまいます。
それゆえ、弊社では、
天井の高さと同じ高さである2m40cmのドアを使用するようにし、
枠そのものが必要ないようにしています。
その3:ガラス入りや格子入りのドアを使わない
ガラスや格子が入ったドアを使用すると、
デザイン的にも可愛くなるような気がするし、
明るくなるような気がしますが、
一方でホコリが溜まる場所は増えてしまいます。
それゆえ、弊社では、
凹凸のないシンプルなドアを使用するようにし、
ドアに溜まるホコリもシャットアウトしています。
その4:幅木を薄くする
一般的に、床と壁の境目には幅木を施工するのですが、
分厚い幅木を使うと沢山のホコリが溜まることになります。
また、幅木は1軒の家で200m以上あるため、
この上に溜まったホコリの掃除はかなり大変です。
それゆえ、極力薄い幅木を使いホコリを溜まりにくくしています。
その5:カーテン・カーテンレールをつけない
弊社では、カーテンやカーテンレールをつけなくていいように、
間取りや窓のつくり方やガラスの種類を工夫しています。
カーテンレールがなくなれば、ここに溜まるホコリがなくなります。
またカーテンがなくなれば、カーテンを洗う必要もなくなります。
さらに、カーテンがなくなるということは、
風通しがいい家にもなるし、自然光がたっぷり入る
明るく開放的な家にもなる、ということでもあります。
✔これらの工夫がもたらす、さらなる2つのメリットとは?
以上のような工夫をすれば、
掃除の手間が省けるだけじゃなく、
さらなる2つのメリットをもたらしてくれます。
メリット1:空間が格段にスッキリ見える
窓枠、ドア枠、幅木、カーテンレール、カーテンなどは、
全て壁よりも前に出てくる部材です。
それゆえ、余分な凹凸が出来てしまい、
結果、家の中がゴチャゴチャして見えます。
その点、これらがすべてなくなれば、
凹凸がなくなり、結果とってもスッキリとした空間になります。
メリット2:コストカット出来る
そして、2つ目のメリットがコストカット出来ることです。
これらの部材にも、全てコストが掛かっているからです。
また、ガラスや格子入りのドアなどは、
凹凸のないフラット型のハイドアよりもコストが高くつくし、
カーテン代は30〜50万円ぐらいかかることが一般的なので、
これらがカット出来ることは、大きなコストカットにもつながります。
いかがですか??
もし、あなたが少しでも掃除が楽な家にしたい・・
そして、スッキリしたシンプルでお洒落な家にしたい・・
そうお考えであれば、ぜひ参考にしていただき、
少しでも時間にゆとりが作れるようにしていただければと思います。
おまけにコストまで削減出来るという一石三鳥のアイデアですからね!
それでは、、、