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大切な予算 2020.11.05

銀行はお金が増えるところ?それとも減るところ?

 

こんにちは。

「シンプルノート 鳥取スタジオ」です。

先日銀行に行って振込をしたのですが、同じ銀行間でも手数料がかかることに驚いてしまいました(^-^;少し前まではそんなことはなかったですよね。今回の内容にも関係しているのかもしれませんね。

 

“お金は手堅く貯めていきたい…”誰もがこのようにお考えになると思いますが、では、あなたにとって手堅いお金の貯め方とは何でしょうか?

 

そして、その手堅い貯蓄先は一体どれくらいの利息など、恩恵をもたらしてくれるでしょう?

 

やはり貯蓄と言えば、真っ先に思い浮かぶのは、「銀行」ですよね。

私も思い浮かびました。

手堅い=銀行というイメージがありますよね。

 

実際、日本人の金融資産の52.5%は、「現金・預金」で占められており、これはつまり、銀行にお金を預けておくことが最も当たり前になっているということです。

 

一方で、海外では…アメリカで言うと、現金・預金比率はわずか13%なので、相対的に見てみると日本人がいかに銀行を信用しているかがよく分かると思います。

 

では、現金の多くを銀行に預けておくことは、本当に一番賢明な選択なのでしょうか?

 

 

銀行はお金が増えるところ?減るところ?

 

まず、銀行の普通預金金利や定期預金金利はご存知ですか?

現在の銀行の普通預金金利は0.001%なのですが、これは仮にあなたが銀行にお金を預けておくことによって、年間で10,000円の利息を期待するとしたら、一体どのくらいの現金を預金しておかないといけないでしょう?

 

1000万円?あるいは100万円?

 

いいえ…

現実は…と言うと、、とてもじゃないけど、その程度の預金では利息はほとんどつきません。

むしろ時間外でお金を下ろした時の110円や220円の手数料の方が、年間でついてくる利息よりも大きいぐらいだったりします。

 

その答えは…仮にあなたが、銀行に預けておくことで年間の利息を10,000円増やしたいと思うなら、銀行に約12億円も預けておく必要があります。

 

これはとてもじゃないけど現実的な話ではないですよね。

 

であれば、前回ブログでお伝えさせていただいたiDeCoに加入し、貯蓄しつつ節税もした方が、圧倒的に少ない費用で、遥かに効率良く、お金を増やすことが出来ると思いませんか?

 

毎月20,000円積み立てていけば、年間で240,000円の貯蓄が出来ると同時に、節税効果がうまれ、年間約48,000円もお金が増えるわけです。

 

親世代が若かった頃の日本は、住宅ローン金利も高かったのですが、その分預金金利も高かった時代でした。

それゆえ、銀行にお金を預けておきさえすれば、確実にお金が増えていっていた時代でした。

 

ですが、現在は住宅ローン金利も格段に安くなっているものの、それ以上に預金金利が格段に安くなってしまっている時代です。

 

ですから、今回はお伝えしたいことは、以前と現在とでは状況が全く違うということです。

古いイメージや固定概念に捕われてしまうととても危ないため、ぜひ正しい判断を持って頂きたいと思っています。

 

大切な資産を守っていくためにも、正しい知識をつけて、将来のために堅実に金融資産を増やしていきましょう。

もちろん家を建てながらも、です!(^^)!!

 

また、政府と日本銀行は、消費者物価の上昇率(インフレ率)を年2%とする目標を掲げています。

物価の上昇はお金の価値の目減りを意味します。モノやサービスの値段が上がれば同じ金額で買えるモノは減ってしまうためです。例えば、2%物価が上昇すれば100万円で買えていたモノを買うために102万円支払わなければならなくなります。今の銀行の預金金利ではお金の価値の目減りには対応できません。その点から考えても現金だけでお金を貯めていくことは決して賢い行為とは言えないですよね。

 

それでは、、、