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間取り 2020.06.30

明るく開放的な家にするための2つ目の工夫

 

こんにちは。

「シンプルノート 鳥取スタジオ」です。

ついこの前梅雨が来たと思ったのにもう夏が目の前に!!

サンサンと陽射しを感じる、そんな季節の中、、

今回の内容は‥

 

誰もが、太陽の光が

たっぷり入ってきそうな方角には、

大きな窓をつくりたいと思うものです。

 

そして、実際家を建てる時には、

より家が明るくなるように、

太陽の光が期待出来る方角に、

少しでも大きな窓を、

出来るだけ多くつくることでしょう。

 

しかし、残念ながら、

外から見た時、大きな窓がたくさんあって

明るそうだなぁと感じるお家のほとんどは、

家の中は、そのイメージとは逆で、

薄暗く閉鎖的な空間になっているのが現実です・・・

 

では、なぜそうになってしまうか?…

そして、その悲しい現実を回避する方法について、

今回はお伝えしていきますね。

 

この秘密を知っておくことは、

明るく開放的なリビングダイニングキッチンを

実現するために欠かせないことなので、

ぜひ参考にしていただければと思います。

 

外から丸見え問題

 

南側が開けている土地に家を建てる場合、

南側には大きな窓をつくります。

しかし、その家は、

外から家の中が丸見えになってしまう

という問題を抱えながら暮らすことになります。

 

それゆえ、その問題を解決するために、

丸見えとなる窓全てにカーテンをつけることになります。

 

しかも、レースカーテンで、

視線を完全に遮断することが出来るなら、

それほど家の中は暗くなりにくいのですが、

現実は、光を通すレースカーテンだけでは、

依然、家の中が丸見えになるため、

遮光カーテンまで閉めることになります。

そしてもしかしたらそのまま一日中閉めっぱなし…

なんていうことも。。

 

また、直射日光が暑過ぎるし眩し過ぎるため、

遮光カーテンどころか、シャッターまで

下ろしてしまっている家がありますが

こうなると、家の中に太陽の光が

全く入ってこなくなってしまいます。

 

そして、家の中が暗くなり、

家の中を明るくするために、

朝からずっと照明が必要になってしまい、

さらには家の中が閉鎖的になってしまいます。

 

窓本来の役割を果たしてもらうように設計する

 

それゆえ、明るく開放的な

リビングダイニングキッチンにするためには、

視線を遮断するために、

カーテンをしなければいけないような

窓をつくらないように設計しないといけません。

 

つまり、視線を遮断するための

カーテンが必要ない家に設計出来れば、

家の中から外の景色が見えるようになり、

中と外がつながっているように感じるため、

圧倒的な広がりと開放感を感じることが出来ます。

と言うことは、

中々重い腰があがらないカーテンの洗濯からも

回避出来るということです。

 

また、家の中から窓を通して、

空を眺めることが出来るようにもなるため、

贅沢な気分で過ごすことが出来るようになります。

 

なにより、一日を通して、

光が安定的に室内に入ってくるため、

安定した明るさを保ち続けることが出来るようになります。

 

家の中に光をもたらすことは、

窓が担う大切な役割の1つです。

また、家づくりで大切なことの1つが、

窓にその本来の役割を充分に果たしてもらうことです。

 

この結果、安定的に明るく、

開放感溢れる住まいが出来上がるのです。

 

ということで、

外から見たら明るくて開放感があるように見えるけれど、

いざ、中に入ってみると、

薄暗く閉鎖的な家にならないようにするために、

この事実を知識のひとつにしていただき、

家づくりをしていただければと思います。

 

では、次回は開放感をさらに感じさせてくれる

もう一つのアイデアについてお伝えしていきたいと思います。

 

それでは、、、