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住宅ローンのこと 2020.09.08

住宅ローンの現実

こんにちは。

「シンプルノート 鳥取スタジオ」です。

再ブーム中のドラマ「半沢直樹」の世界ではないですが(^-^;…、今回は家づくりとは切り離すことは出来ない金融機関(住宅ローン)についてです。

ドラマの様に決して暗黒世界ではないですが、色々な手続きもしていくことになりますし、知識を持っておくと良いかもしれません(^^♪

 

 

家を持つということは、ただ単純に土地や建築にお金がかかるだけじゃなく、それに付随して様々な費用が必要となり、維持していくためにも様々な費用が必要となります。

 

諸経費として必要となる費用…

長期間払い続けなければいけない住宅ローン…

土地・建物という資産を持つがゆえの固定資産税…

生涯にわたって払い続ける電気代…

家を長持ちさせるために必要なメンテナンス費用…

 

それゆえ、家づくりに掛ける予算は、これらを全て理解した上で決めるようにしないといけません。

 

つまり、綿密な資金計画が必要ということです。

 

また、資金計画をする上で更に知っておくべきことの一つは、少子高齢化が進んでいるということです。

 

少子高齢化が進むと、今後税や社会保険の負担が上がり、結果、給料の手取り金額が下がってしまうこと、かつ、年金の受給金額も下がることと、年金の受給年齢も引き上げられることなどを前提としてライフプランを考えないといけないということです。

 

さらに、大学への進学が当たり前となった現在、進学を前提とした子どもたちへの教育費用も今のうちから準備していかないと、とてもじゃないけど全く追いつかないのではないでしょうか?

 

それゆえ、家を建てることによって、日々の暮らしだけじゃなく、子どもたちの未来や自分たちの老後生活が、犠牲になるようなことにならないように、計画をたて、無理のない予算で家づくりをしなければいけないというわけなのです。

 

家というものが、そう何度でも建てる事が出来ない、夢と希望に満ちあふれた買い物であるからこそきちんと考えるべきだと思います。

 

 

住宅ローンに対する認識を厳しく持つ

 

 

また、家を建てるとなると住宅ローンを利用する方が多いと思います。

ですが、認識しておかないといけないことは、住宅ローンという借金は、ものすごく多額の利息を支払うことになるローンだということです。

 

住宅ローンは、期間が長い分、雪だるま式にどんどん利息が積み重なっていってしまうからです。

 

始めの数年はほぼ利息分を払っているようなもの(元利均等返済の特徴)、というのを耳にされたことがあるのではないでしょうか。

 

仮に貯蓄がたくさんあるとか、親御さんからの資金援助や土地提供があり、住宅ローンの借入れを少なく出来る方であれば、支払い年数を短く出来るため利息の総支払いも比較的少なくて済むし、選べる住宅ローンのバリエーションも増えるのですが、逆に、全部自己資金で土地から購入しなければいけないのだとしたら、家づくりにかける費用を、現実的に考えていかなければなりません。

 

たとえ、あなたの支払い能力以上の住宅ローン融資を受けることが出来るとしても、です。

 

例えば、夫婦共働きの場合、

2人の収入を合算すれば、いくらでもと言うと、語弊があるかもしれませんが、ある程度の金額を借入れすることが出来るのは事実です。

 

銀行側から見ると、住宅ローンは、とても手堅い貸し付けです。

家という大切な資産を守るために、何よりも優先し、その他の費用を削ってでも、支払ってくれる借金だからです。

 

それゆえ、銀行は可能な限り希望に近い金額を融資してくれようとします。

また、お付き合いがある住宅会社からの紹介ともなれば、多少厳しい条件だったとしても、なんとか融通してくれようとするものだったりします。

 

これが住宅ローンの現実です。

 

35年という長期間に分割すれば、多少借入れが増えたとしても、それぐらいならなんとかなると思ってしまい、妥協して後悔するぐらいなら、と、後のコトを深く考えず、気持ちが大きくなってしまうものです。

 

それゆえ、いとも簡単に自分たちのキャパを超える住宅ローンを組んでしまい、更には少しでも目先の返済を少なくしようと、選ぶべきでない住宅ローンを選んでしまったということにも少なくありません。

 

ご夫婦2人が、なんの支障もなく働き続けることが出来るうちは、この予算オーバーも、それほど大きな問題にはならないかもしれません。

 

しかし、なんらかの事情が起こり、仮に、どちらかが働けない状況になってしまったらどうでしょうか?

 

あるいは、なんとか暮らしていけたとしても、暮らしていくだけで精一杯で、

全く貯蓄していくことが出来ないとしたら?

 

それでは豊かな暮らしから、かけ離れていってしまいます。

 

ですから、家づくりでは、不測の事態のことまでも考えた上で資金計画を行い、自分たちに合ったローンを選び、その予算の中で、自分たちが出来る家づくりを行っていただきたいと思っています。

 

弊社もお客さまのご希望に合う家づくりを一緒にさせて頂きますのでお気軽にご相談ください!(^^)!

 

それでは、、、