ランニングコストが安くなる家
おはようございます。
「シンプルノート 鳥取スタジオ」です。
暦の上では、今日8/7は立秋。秋の始まりを意味することから大暑から残暑という言い方になるようですが、まさにこれからが大暑という気候ですよね。
大体同じ時間帯に干す洗濯物は、本当に乾きが早いのを実感しますよね。
併せて、みなさんは電気代の安くなる時間帯も気にされていますか?一般的には23時から翌7時ころまでと言われていますよね。この時間帯を意識するだけでも、長い目で見るとランニングコストにも影響すると思います。
今回は家づくりをする上で関係するこのランニングコストとイニシャルコストについての内容です。
家づくりの予算を考える時、
最初にかかる土地費用や建築費用、庭の費用といったイニシャルコストばかりに目が行きがちですが、
同時に、今後ずっとかかり続けるランニングコストのことも考えることが大切です。
というのも、40年〜60年ほどその家に住み続けていくとなれば維持していくために様々な費用が掛かり、そのランニングコストはけっこう馬鹿にならないのです。
計画的にためておく必要もあると思っています。
このランニングコストには、継続的にかかり続けるコストと、スポット的にかかるコストがそれぞれ2つずつあります。
✔継続的にかかり続ける2つのコスト
継続的にかかり続ける費用には、
1つ目に「固定資産税」
2つ目に「光熱費」
があります。
この2つのコストは、死ぬまでずっと払い続けなければいけない費用です。
そのため、この2つの費用も、
家と同様に最小限に抑えたいですよね。
そのためには1つ目の固定資産税の場合は、購入する土地面積を少しでも小さくするとか、建てる家の面積を少しでも小さくするとか、そもそも住む地域を見直すなど、自分たちで思いとすり合わせながら工夫し購入することです。
2つ目の光熱費の場合は、
断熱性能を高めるのはもちろん、それに加えて、家を出来るだけ小さくするという手段が考えられます。
例えば廊下をなくしたり、部屋の広さを見直したり、あまり使わない部屋をなくしたりすることで無駄な面積をカットすることなどです。
こうすることで冷暖房効率を高めることが出来るというわけです。
また、今後はもっと電気代が上がっていきますよね。
そのためには冷暖房機器だけにとどまらず、給湯器や冷蔵庫、テレビなどの電気代を抑えていく工夫も必要です。
この対応策としては、10年前後使っている古い家電製品を新しいモノに買い替えるとか、
太陽光発電によって日中の電気を買わなくていいようにするなどが考えられるのですが、こうするかどうかで、おそらく電気代は大きく違ってくると思います。
✔スポット的にかかる2つのコスト
1つ目は、
せっかく建てた家だから、家を美しく保ち、かつ長持ちさせたいもの。
そのために必要な定期的なメンテナンスの費用です。
例えば外部塗装をする場合、足場も含めると150万円〜200万円ぐらい掛かります。
2つ目は
約30年も使えば、キッチンや風呂といった設備品が寿命を迎えます。
そのタイミングでするのは、やはりリフォーム。
仮にもしこのタイミングで増築までしてしまうと、さらに余分なコストが掛かってしまいます。
そうならないためにも最初から間取りを考えておくことも大切です。
✔スポット費用を最小限に抑えられる住まいとは?
それは、
条件等合えば、弊社がまず始めにご提案させて頂く「平屋」の家です
この「平屋」はスポットに掛かるこれらの2つのコストを最小限に抑えることが出来る住まいです。
メンテナンスのコストに関しては、平屋にすれば足場なしでも塗装工事が出来るかもしれません。
実はこれだけでも、20万円〜30万円ものコストがカット出来ます。
また、弊社の家のように、
家の正面から窓や余分な部材といった要素を除けばそもそも家が汚れにくくなるため、メンテナンス周期を長くすることも可能になります。
それに家の正面が汚れていると自分たちも気になるし、訪問販売のリフォーム会社から狙われやすくなってしまうということもあります。
増築費用に関しては平屋にしておくだけで全て解決します。
平屋にしておけば子どもたちが居なくなった後子供部屋を収納や洗濯干場として使ったりと工夫がしやすいですよね。
つまり、わざわざ増築してまでそういった部屋をつくる必要がないというわけです。
このように、「平屋」には前回、前々回でお伝えさせていただいたことに加えてこういったメリットもあります。
とはいえ、残念ながら
多くの方が「平屋は建築費用が高い」また「平屋は土地が広く必要だから土地代も高くなる」
と、思い込んでしまっているため現実的な選択肢とならないのが実情でもあります。
けれどランニングコストは落とせたとしてもそもそもイニシャルコストが高くつくのでは、結局のところ残念な結果になるのではないか・・・と。
ということで、次回は、その2つの思い込みを解くためにその部分を詳しくお伝えしていきたいと思います。
おたのしみに。
それでは、、、