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その他 2019.05.30

貯蓄が苦手な方がやってはいけないこととは?

 

 

 

 

住宅ローンは大きく分けて“変動型”と“固定型”の2つに分類出来ます。

変動型とは、市場の動向によって文字通り金利が変わるタイプで、

固定型とは、最初に決めた金利が最後まで変わらないタイプです。

 

そして、変動型は固定型に比べて金利が安く、

住宅ローンを借りる際に必要になる初期費用も安いという特徴を持っており、

固定型は変動型に比べて金利が高く、

住宅ローンを借りる際に必要になる初期費用も高い、というそれぞれの特徴があります。

 

 

こんにちは。去年、自宅の倉庫の裏にミョウガの苗を植えたところ、日当たりと風通しが良すぎて

すぐさま枯らせてしまった『シンプルノート 鳥取スタジオ』 やまわくです。(-_-;)

「あ~、もうダメなんだろうなぁ。」とあきらめ、植えたことも忘れて1年。

先日、ニョキニョキと何本も芽が出ているのを発見しました!家族全員に報告し、わざわざ倉庫の裏に

呼んでお披露目をしてしまいました。ミョウガのことを愛おしいと思ったのは初めてです(^^)/

 

 

さてさて、住宅ローン。

もちろん、どちらが正しくてどちらが間違っているということはないのですが、

住宅ローンを選ぶ際には、それぞれのメリットとデメリットを理解しつつ、

あなた自身に合ったものを、納得したうえで選ぶようにしなければいけません。

 

変動型は、市場の影響を受けて金利が変わるものなので、

長い期間で返済していくことになる住宅ローンは、

金利上昇の影響を受け、返済金額が上昇してしまう可能性があるという事をキチンと把握しましょう。

 

また、地方銀行の主力商品は、最初の一定期間だけ金利を固定している商品なのですが、

この商品は、最初の一定期間が終了したら、基本的に金利がアップする仕組みになっています。

それゆえ、金利上昇に対するリスクヘッジが出来る方以外は、

あまりオススメできる商品ではありません。

 

例えば、3,000万円の住宅ローンを35年という期間で借り、

金利0.8%+保証料0.2%=1%の商品を選んだとしたら、

毎月の返済は84,685円で、10年経った時の残債が22,470,655円になるのですが、

10年後、もし景気が良くなったとして、11年目からの金利が2%ということになってしまったら?

なんと、毎月の返済金額は95,242円にまで上がってしまうことになり、

毎月の負担が10,557円も増えてしまうことになります。

 

また、金利が3%ということになってしまったら、

毎月の返済額は106,558円にまで上がってしまうことになり、

毎月の負担が21,171円も増えてしまうことになります。

 

もちろん、年齢を重ねていることと、

景気が良くなることで給料もアップしている可能性もあるので、

これで持ちこたえられないということはないとは思いますが、

子供が成長し、様々なことにコストが掛かるようになっていると考えたら、

住宅ローン返済の負担が増えてしまうことは、かなりキツいのは間違いありません。

 

ですから、変動型を選ぶ場合には、

金利の変動による毎月のローン増額にも対応できるように、必ず“貯蓄”していくようにしていただく必要があります。

ここ、かなり大事です。

貯蓄が苦手だという方は、無理矢理にでも“貯蓄癖”をつけるということですね。

 

なぜなら、もし、毎月2万円貯蓄することが出来、10年間で240万円貯めることが出来ていたら、

これを全額繰上げ返済すれば、たとえ金利が2%になってしまったとしても、

今までと返済金額はほとんど変わらないという方法も選べるわけです。

 

変動型を選ぶ方のほとんどが、

土地や家に予算を使い過ぎ、毎月の返済金額を抑えるために

金利や初期費用の安い“変動型”の住宅ローンを選んでしまっています。

しかし、これは問題を先送りにしているだけのことであり、

幸せな良い未来が待ち受けているとは言えません。

 

ですから、まずは最低限住宅ローンの特徴を理解したうえで、

しっかりと資金計画を行なわなければいけません。

 

ということで、先に土地や家ありきで予算や住宅ローンを考えるのではなく、

住宅ローンとこれからの生活から予算を先に考えるようにし、

その後で土地や家の予算を決めるようにしていただければと思います。

 

それでは…