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大切な予算 2020.10.16

ハイコストな家を手の届く価格で建てる秘訣

 

こんにちは。

「シンプルノート 鳥取スタジオ」です。

先日、家の庭でサツマイモが獲れました。今年初めての挑戦で、小さな畑ですし、土がそこまで深くまであるわけではないないので少し心配していましたが、しっかり安納芋が出来ていました。形がいい訳ではないですが、スーパーで買うものとはまた思い入れが違うせいか、おいしく食べました。

お庭があると、こういった楽しみも出来ますよね。今回はそんな“中庭”のあるお家についての内容です。

 

弊社が建てる家の中に「中庭」をつくっているお家があるのですが、その理由は、それがその土地で懸念される問題点を解決するための最良の手段だからです。

 

例えば、周囲が家に囲まれていたり、南側に隣接して家が建っている場合、近隣の家から十分な距離を確保出来ないまま窓をつくったとしても、その窓から光を採ることが出来ないため、暗い家になってしまいます。

 

それゆえ、弊社では近隣の建物から窓までの距離を確保し、家全体に光を届けるために“中庭”のあるお家をつくるのですが“中庭”をつくるとなれば、どうしても建築コストは割高になってしまいます。

 

というのも“中庭”をつくると、壁の面積が増えてしまうからです。

 

つまり、外壁工事にかかる費用や、それに伴い内装工事や断熱工事にかかる費用などのコストが増えてしまうため、その分建築コストがアップしてしまうということです。

 

また、壁の面積が増えるということは、それに伴って基礎工事の面積も増えることにもなるため、同時に基礎工事の費用までもアップすることになります。

 

これらの理由から“中庭”がある家は割高になってしまうのですが、次からは、予算を一切上げることなく、そして、品質も落とすことなく“中庭“がある家を建てる工夫についてお伝えしていきたいと思います。

 

家の品質を一切落とさず建築コストを抑える2つの工夫

 

工夫1:必要以上に部屋を大きくしない

 

1つ目の工夫は、必要以上に部屋を大きくしないということです。

例えば、寝室にどれくらいの広さを求めますか?

 

10帖?あるいは8帖でしょうか?もしくは、6帖でしょうか?

 

仮に、寝室はただ寝るだけのスペースという考えで、かつ寝室にはベッドのみ置くとしたら、ベッドのサイズや個数によっても違いますが、多くの場合6帖もあれば充分です。

6帖あれば、ダブルベッドを2台並べて置くことが出来ます。

 

となると、10帖つくるより4帖もカット出来ることになります。

その結果100万円〜120万円もコストがカット出来ることになります。

 

工夫2:やみくもに部屋を多くつくらない

 

2つ目の工夫は、やみくもに部屋を多くつくらないということです。

例えば、親御さんが泊まりに来た時や、来客の時のための “和室”は本当に必要な部屋でしょうか?

 

仮に、この和室が6帖だとしたら、この部屋には約150万円のコストがかかるのですが、それは本当に必要なのでしょうか。

個人的な意見にはなりますが、それをつくったとして一体どれだけの頻度でその部屋を利用するのかな?と考えた場合はどうでしょうか。

 

もし、親御さんが泊まりに来た時は子ども部屋で寝てもらうようにすればいいわけですし、来客もそんなに頻繁ということではないと思います。

 

 

家をコンパクトにする方が合理的

 

この2つを意識しながら家づくりをしていくと、必然的に家はコンパクトになります。

 

そして、その結果、家のコストをカット出来るようになり、コストが上がる要因となる“中庭”をつくったとしても、決して驚くような金額にはなりません。

 

また、家をコンパクトにすれば、必然的に光熱費もカット出来るようになります。

あるいは、最小限の光熱費で、家全体を温度差のない快適な空間にすることが出来るとも言えます。

合理的ですよね。

 

弊社では、このような考えのもとお客さまに家づくりをご提案させていただいています。

 

こういった“中庭”や“工夫”があるお家にご興味がおありであれば、ぜひご相談ください。

よろしくお願いいたします!(^^)!

 

それでは、、、